ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2026年10月07日(水) 婆さんの恋

今朝は涼しさを通り越し一気に肌寒くなった。

日中は25℃を超え爽やかな秋晴れとなる。

まだ夏物の衣類で過ごしているがそろそろ限界だろう。

去年の今頃はいったい何を着ていたのか思い出せない。


朝の道の真っ白い秋桜。今朝こそは車を停めようとしたが

県道の反対車線なので行動力が付いて行かない。

情けないものだなと少し気落ちした朝であった。


仕事はぼちぼちの忙しさ。例の故障車の部品が届くのを待っていたが

どうやらまたヤマト運輸のようで義父が苛立ち始める。

ドライバーさんに電話したらまだ平田町に居るとのこと。

義父を宥めつつ平田町まで受け取りに行くことになった。

山里に向かうには必ず通る県道沿いで待ち伏せをする。

20分程待っただろうかトラックがやっと見えてほっとした。

ドライバーさんは苦笑いしていたが急ぎの部品である。

今日も催促があるやもしれず一刻を争うのだった。


大急ぎで部品を持ち帰り後は義父と同僚の共同作業である。

しかし何度もセルを回しても一向にエンジンが掛からない。

いったいどうしたことかと義父は必死で調べていた。

おかげで原因が分かったが中古部品が必要となり

今度は同僚が市内の中古部品屋さんへと走る。

もうお昼を過ぎていたがその部品を交換すると

まるで奇跡のようにエンジンが掛かり皆で大喜びした。


義父もほっとしたのだろう午後から稲刈りをすると云い出す。

友人達には連絡しておらず一人で出来ると云って聞かない。

中手の稲なので作付量は少なく丸一日あれば終わるのだそうだ。

昼食も食べないまま田んぼに出掛けたので気になっていたが

一時間もしない内に舞い戻って来た。

何と困ったことにコンバインが故障してしまったらしい。

今度はコンバインの修理である。さすがに憐れでならなかった。

せっかくやる気になっているのに思うようには行かないものである。


後ろ髪を引かれるような気持であったが

整形外科のリハビリがあり義父に声を掛けて病院へ向かう。

今日も痛みが酷く藁にも縋るような気持ちであった。

リハビリ前の医師との面談で思い当たったのは

湿布かぶれがありしばらく湿布を貼っていなかったことだ。

かぶれはもう治っているので来週には湿布を処方してくれるそうだ。


「痛そうなね」U君も心配顔で施術をしてくれた。

軽い施術であったが痛い処に手が届いたのだろう。

おかげで随分と痛みは薄れまるで「天国」であった。

ふとU君と暮らしたいと思ったが

仕事以外では一切施術はしないのだそうだ。

たとえご両親であっても肩を揉むこともないと笑っていた。

恋する婆さんはただひたすらに週一の逢瀬を待つしかない。

「すごい楽になったよありがとうね」と伝えると

U君はほっとしたような笑顔を見せ「また来週ね」と応えてくれた。


西日を背に受け四万十川沿いの道を帰る。

川面がきらきらと輝いておりなんだか世界の中心のように見えた。


※以下今朝の詩


       道

  この道で良いのだろうか
  立ち止まれば不安になる

  真っ青な空を飛ぶ鳥は
  決して疑うことをせず
  果てしない空の彼方へ
  夢を運んでいるようだ

  たとえ叶わない夢でも
  信じてみようと思う

  道は曲りくねり
  草ばかりが続く

  遠くに見える樹は
  たわわに葉を茂らせ
  まるで道標のようだ

  行ってみないと分からない
  辿り着けば確かなことが
  待っているような気がする

  一歩踏み出せば二歩になり
  すくっと胸を張れるようになる

  この道を行こうと思う
  空がある限り続く道であった




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