雨上がりの晴天。朝の内は涼しかったが日中は暑さを感じた。
全国的にも気温が高く真夏日だった地域もあったようだ。
朝の道の秋桜がほぼ満開となりほっこりと心が和む。
山里の県道沿いには真っ白い秋桜が咲いており
写真を撮りたくてならないが車を停めることが出来ない。
もっと行動力があればといつも思う。
職場に着くとみい太がにゃおにゃおと走り寄って来る。
やがて餌係のお客さんが来ると大喜びである。
がつがつと食べ終わるとまた鳴き始めるのだが
「もっと食べたい」と訴えているのだろう。
鉄工所のKちゃんが「遊んで来い」と声を掛けると何処かに消えて行った。
義父は厳しく「欲しがっても与えるな」といつも云う。
悪い癖をつけてはいけないとそれも義父の優しさだろう。
仕事はぼちぼちの忙しさ。昨日入庫した車は不備が多く
あまり高くなるのなら廃車にしようかとお客さんは云う。
義父が中古部品を探してくれて見積りをしたのだが
お客さんんが納得してくれ車検を受けることになった。
部品さえ揃えば明後日には完了するだろう。
困ったのは例の故障車のお客さんで今日も催促があった。
部品がまだ届かないので今日はどうすることも出来なかったが
よほど苛々しているのだろう。かなりご機嫌が悪い。
会社にとっては厄介なお客さんだが無下には出来なかった。
午後からシステム関係の研修会があり市内に出向く。
何もかもがデジタル化するばかりで付いて行けない。
70歳の手習いではないが覚えなくてはいけないことが沢山あった。
そうしなければ時代に取り残されてしまうのだ。
研修会は3時に終わったがカーブスは諦め近くの病院へ行く。
薬の処方もあったがインフルエンザの予防接種もしておきたかった。
午後はいつも空いている病院であったが珍しく混んでいて
殆どの人が予防接種であった。皆さん危機感を感じているのだろう。
早くも流行の兆しがあり早目の予防が肝心に思う。
薬局の待ち時間が長く急いで買い物をしたが帰宅したらもう5時前だった。
寝転ぶ暇もなく自室へ駆け上がり笠原メイさんの日記を読む。
やはりまだ体調が思わしくない様子であったが
何とあっけらかんとしていることだろう。今日も「心配無用」である。
息子の元お嫁さんもそうだったが季節の変わり目には不調になり易い。
彼女の場合には幻聴や幻覚があり息子も手に負えなかったようだ。
落ち着きがなくなり家事さえも出来なかった事を思い出す。
そんな彼女も今は実家で穏やかに暮らしていて何よりであった。
息子が守り抜こうとしたことは決して否定出来ない。
夕食後また暮れなずむ空を見上げていた。
雲ひとつない夕空に思えたがまるで鮎のような小さな雲が見えた。
そんな雲に自分を重ねると何とちっぽけな存在だろうと思う。
大志を抱くこともない。ただ一心に生きていたかった。
「ほらあの雲ね」きっと誰も気づかなかっただろう。
※以下今朝の詩
あっこちゃん
秋子ちゃんはみんなから 「あっこちゃん」と呼ばれていた
本を読むのが好きで お昼休みは図書室へ行く
物静かで穏やかな性格 運動は苦手だったから ドッジボールは嫌いだった
一番好きなのは国語の時間 音読が得意なので 教科書を読む時には 感情を込めて読むのだった 先生にほめられるととても嬉しい
放課後は真っ直ぐ家へ帰る 今夜はシチューかもしれない お母さんの笑顔が目に浮かぶ
銀杏の木が少しだけ色づく 空にはお魚みたいな雲が見え 群れをなして泳いでいるようだ
「ただいまあ」重いランドセルを 玄関に置くと「おかえりなさい」と 台所からお母さんの声が聞こえる
やっぱりシチューだった 嬉しくて飛び跳ねそうになる
お父さんが帰って来たら晩ご飯 早く帰って来ないかなあ
夕陽が眩しいオレンジ色の雲だ
|