ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2026年09月24日(木) 花の命は短くて

朝は少し涼しくなったが日中は真夏日が続いている。

今日は風がなかったので余計に暑さを感じた。

「暑さ寒さも彼岸まで」もう少しの辛抱だろうか。

昨年は10月まで暑さが続いたことを思い出す。


5日ぶりの朝の道。やはり大好きな道である。

良心市にはオクラが並んでいたが

もう直ぐ里芋が並ぶ季節である。


峠道を越えると先日咲いたばかりの彼岸花がもう枯れ始めていた。

紅い花は白くなり白い花は黒ずんでいる。

何だか幽霊のように見えて憐れでならなかった。

まさに「花の命は短くて」である。


職場に着くと義父が上機嫌で「ゆっくり休めたかよ」と声を掛けてくれた。

「休み過ぎて気が狂いそうやった」と応えて大笑いになる。

義父は晴天に恵まれたので田んぼを耕していたそうだ。

昨日は友人と高知市までお米を運んだとのこと。

量が中途半端だったので運送屋さんはもう来てくれないのだそうだ。

おかげで工場の中は綺麗に片付き随分と広くなっていた。


車検の予約が入っていたが9時を過ぎても来店がない。

お客さんに電話をしたら自宅まで取りに行く約束をしていたそうで

私も同僚もすっかり忘れてしまっていた。

同僚が直ぐに取りに行ってくれてやっと工場が活気づく。

まだ新しい車なので今日中に終らせたかったが

お客さんの要望で「下廻り塗装」をしなければならない。

明日も明後日も予約が入っており大忙しになりそうだ。

おまけに午後には予約なしのお客さんまで来てくれた。


義父は中手の稲の消毒をするのだと田んぼに出掛けて行く。

来月にはまた稲刈りだろうか。何と気忙しいことだろう。


整形外科のリハビリと診察があり3時前に退社した。

連休明けのせいか病院は大勢の患者さんである。

リハビリは予約制なので直ぐに順番が来たが

診察は今日も30分待たねばならなかった。


リハビリ中のU君との会話が楽しみでならず

連休中に久礼の「大正市場」へめじかの新子を食べに行っていたそうだ。

「めっちゃ美味しかった」と聞き自分のことのように嬉しい。

まさか一人では行かないだろうと思ったが

友人だろうか、もしかしたら彼女かもしれない。

根掘り葉掘り訊くのも憚られ想像だけに留めた。


診察ではまた義父の話になり片目を失明したことをとても心配してくれる。

会社を閉めない限り私の手術は先送りになるので

「後5年かよ」と医師も嘆くばかりであった。

私はもうこのままで良いとも思う。

高齢になればなるほど手術のリスクは大きいのだそうだ。


帰宅が遅くなるので娘に買物を頼んであった。

今夜は何のおかずだろうと楽しみでならない。

ハンバーグとポテトサラダだった。

夫には大好物のイカと長芋があり大喜びである。


夕食後自室の窓から夕焼け空を仰いでいたら

義妹が土手の道を散歩している姿が見えた。

背筋を伸ばして元気そうに歩いておりほっとする。

明日は退院後の経過診察があり夫と義弟が付き添うことになった。

経過が順調であれば来月にはまた再入院である。

無事にペースメーカを入れられたらもっと元気になるだろう。


日が短くなったのかつかの間の夕焼け空であった。

辺りが暗くなるとしんみりと切なくなる。

今日の栞はここにある。明日はまたここから始めようと思う。


※以下今朝の詩


     静寂

  しんしんと音がする
  まるで真冬のようだ

  夏の花は枯れてしまい
  地面に花びらを散らす

  旅人は足を止め空を仰ぐ
  鰯雲が魚のように群れて
  波のように風が揺れている

  此処までではなかった
  此処からだと前を向く

  季節の掟を破ってはならない
  秋が深まればやがて
  確かな冬がやって来る

  しんしんと空が泣けば
  涙が雪に変わるだろう

  何と云う静けさだろうか
  一言も告げようとはせず
  季節が変わろうとしている



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