ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2026年08月21日(金) 平穏はまん丸い

朝の爽やかさもつかの間、日中は厳しい残暑となる。

全国的にも九州を中心に猛暑日となり

佐賀県では39℃を超え熊本県も38℃を超えていた。

暑さ寒さも彼岸までと云うが後ひと月の辛抱であろうか。

潔く去れない夏に秋の気配が押し寄せて来そうである。


国道沿いの向日葵は撤収。種を採る為か2本だけ残してあった。

山里の県道沿いには黄花コスモスや鶏頭が咲く。

百日紅は散らない。おそらく9月一杯は咲くだろう。

職場の庭には露草の花。柿の実も見られるようになった。



やっと稲刈り第二段となり義父の友人達が集まっていた。

コンバイン2台で刈り軽トラックも2台である。

準備が整うと義父を先頭に皆が勇ましく出掛けて行く。

工場にはひっきりなしに稲籾が運び込まれていた。

見る見るうちに乾燥機がいっぱいになる。


工場は開店休業状態であったが義父から待機を命じられていた。

パンク修理が一件のみ。事務所にも支払いのお客さんが来てくれる。

後は同僚と暇を持て余すばかりであった。

二人してここぞと云わんばかりにサボりまくる。

同僚はスマホ。私はパソコンでネットサーフィンだった。

お世話になっている整形外科のホームページを見ていたら

「スタッフ紹介」のページにU君を見つける。

マスクはしておらずにっこりと微笑んでいる写真であった。

もうそうなれば乙女心は爆発しどうにも止まらない。

写真をプリントアウトしてU君の姿だけ切り抜く。

その写真を事務机に貼り付けてしまったのだった。

同僚に見せたら大笑いになり「イカレテいる」と云われた。

そうなのだ。私はイカレテしまったのだと思う。

しかし恋する乙女にとってはとても大切な宝物である。


同僚は5時半まで待機で申し訳なかったが

定時で終わらせてもらいカーブスへ向かう。

3時過ぎには着いていたが駐車場が満車状態だった。

「あったかパーキング」にも無許可の車が停めてある。

仕方なく第二駐車場へ行ったがそこも満車状態だった。

ここまで来て諦めて帰る訳には行かない。

最後に屋上駐車場へ行ったら停め放題であった。

エスカレーターで一階まで下りてやっとカーブスに辿り着く。

その時点でもう疲れ切っておりカーブスどころではなかったが

「へこたれるな、頑張ろう」と自分を励ましていた。

遅い到着となり顔なじみのお仲間さん達が次々に帰って行く。

何だか取り残されてしまった気がして寂しかった。


買い物を終えて4時半に帰宅。直ぐに自室へと向かった。

笠原メイさんはとある文芸賞の一次予選を突破したそうだ。

これ程の励みがあるだろうか。自分の事のように嬉しかった。

若い人はいつも輝いている。彼が眩しくてならない。


5時を前にしてめいちゃんが台所でドーナツを作っていた。

穴のあるドーナツではなく沖縄の「サーターアンダギー」なのだそうだ。

スマホのネットで見つけて挑戦してみたらしい。

出来上がったのをご馳走になったがとても美味しかった。

「おじいちゃんにも」と云ってお皿に載せて運ぶ姿も微笑ましい。

夏休みも残り少なくなったがきっと良い思い出となるだろう。


平穏はまん丸い。齧ればほんのりと甘い。

そんな平穏を何としても守り抜かねばならない。


※以下今朝の詩


      半分

  夜風が朝風に変わる頃
  月は真っ二つに切られ
  西の空に浮かんでいる

  天使に刃は似合わない
  それならばいったい
  誰が切ったのだろうか

  風は噂話をしながら
  私の罪を暴こうとする
  身に覚えのないことを
  決めつけようとしている

  認めれば楽になるそうだ
  証拠も在りはしないのに
  私が刃を隠し持っていると
  理不尽な尋問を続けようとする

  とうとうその時が来た
  東の空が薄っすらと明るみ
  爽やかな風が頬を撫でる

  やはり私だったのかと思う
  それは月しか知らないこと
  半分しか残っていない
  いや半分も残っている


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