| 2026年07月18日(土) |
骨折り損のくたびれ儲け |
猛暑が少し和らぎ35℃に留まる。
風もあったのでさほど暑さが苦にならなかった。
これくらいの暑さならと思うが油断は出来ず
また40℃近くなる日も来るだろう。
今朝は三連休のせいかご夫婦らしい観光客を見かけた。
川向の堤防で丁度川面に朝陽が射し始めた頃である。
ご主人が写真を撮っておりカメラを覗き込んでいる奥様
二人の姿が何とも微笑ましく感じられた朝であった。
山道にはお遍路さんの姿もなくひっそりと静か。
見渡す限りの緑である。まるで森林浴をしているようだ。
最初の民家には洗濯物が干してあり生活感が漂う。
老夫婦の姿は見えなかったが花に水遣りをした形跡があった。
次の集落には例の良心市があり胡瓜の山である。
3本で百円なので安いが我が家も胡瓜な日々が続いていた。
冷蔵庫の胡瓜があと1本になったら買い求めようと思う。
職場に着くなり車検のお客さんが来てくれて忙しくなった。
バイクの車検なので一時間もすれば終るのだが
肝心の義父がまだ居室で寛いでいるようだった。
大声で呼ぶとのそりのそりと事務所に下りて来てくれたが
新聞に今年の米の価格が掲載されていて大ショックのようである。
お客さんも米農家だが新聞を見てなかったらしく
「もうやってのことないぞ」と二人で嘆き合っていた。
するとまた別の米農家のお客さんが来て大騒ぎになった。
今年の米の価格は昨年の半値で一昨年よりも安値らしい。
そんな理不尽な事があってたまるものかと思う。
まさに「骨折り損のくたびれ儲け」である。
稲刈りを目前にしてこれ程の仕打ちがあるだろうか。
米談義が長引いたがバイクの車検は終わり一段落する。
義父はすっかり肩を落とし今日は田んぼに行かないと云う。
おかげで工場の仕事は捗り助かったが義父が憐れでならない。
午後にはリコール修理があり義父が引き受けてくれたが
私が勝手に予約を入れていたのでお叱りを受ける。
良かれと思ってしたことが裏目に出ることはよくあることだ。
リコール修理は簡単だったが車体番号の「石ずり」が必要で
義父の指示を受け私がやることになった。
汗が滴り落ちる。石ずりは簡単そうでも上手く行かない。
もう4時近くになっておりとうとうギブアップする。
「何の役にも立たんなあ」と義父も苦笑いしていた。
買物を終えて5時前に帰宅。
今日はめいちゃんのダンスイベントがあり娘達は留守だった。
夕食は不要とのことで夫と焼き肉をして食べる。
黒毛和牛を奮発したが脂っ濃くてあまり美味しくなかった。
こっそりと抜け駆けをした罰なのに違いない。
入浴後は解放感で満たされていた。
忙しい一週間だったがやれることを頑張ったのだと思う。
明日は日曜日で月曜日も祭日でお休みである。
仕事は好きだがいささか疲れを感じている週末であった。
ゆるりゆるりと過ごしたい。お昼に美味しい物を食べて
ごろごろと寝てばかりいるのも良いだろう。
しゅわっと音を立てながら「わたし」は消えてしまいそうだ。
※以下今朝の詩
百日紅
幾日目の花だろう 咲いた日を知らない
夏空に手を伸ばし 陽射しを受けて きらきらと輝く
母が好きだった花 微笑みが目に浮かぶ 夏の記憶が鮮やかに 咲けば愛しく蘇る
一生を貫くような 生き方をしたかった 例え嵐の日が来ても 嘆くことはしない
百日を数えている こころの襞を折り 足りない指とする
永遠でないのなら かけがえのない 夏の花であった
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