ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2026年07月16日(木) 新しい朝

猛暑は少しずつ和らいでいるようだが

今日も36℃となり厳しい暑さとなる。

三重や静岡では38℃を超えていたようだ。

一週間後には「大暑」である。

「立秋」まではまだまだ猛暑が続くことだろう。


朝の国道沿いに建設会社の資材置き場があり

たくさんの向日葵がそれは可愛らしく咲いていた。

昨年の夏には見た記憶がないので春に種を蒔いたのだろう。

炎天下の中、建設作業に励む人達の姿が目に浮かんだ。

誰しもほっとする場所を望んでいるのだと思う。


峠道を越え山里の最初の民家に近づくと

母の友人が家の周りの草引きをしていた。

車を停めて声を掛けると満面の笑顔である。

紫陽花は剪定したらしく枯れた花は見えなかったが

あちらこちらに秋桜が萌えていておどろく。

何だか明日にも咲きそうな気がして嬉しくなった。

「暑いけん無理せんようにね」と云うと

「仕事頑張ってね」と見送ってくれる。

ささやかな朝のふれあいにどれほど心が和んだことだろう。


職場に着くと義父は田んぼに出掛けようとしていて

腰には届いたばかりのコルセットを巻いていた。

「これはなかなかえいぞ」と気に入ったようだった。

少しでも痛みが楽になればと藁にも縋る思いである。

稲刈りは目前となりどれほど焦っていることだろう。

何としても順調に稲刈りを終えさせてやりたかった。


お昼を過ぎ1時頃に帰って来たが

昨日のお客さんから催促の電話があった。

そうそう簡単には直らないのに「まだ直らんか」と云う。

代車も貸してあるのに気長に待つ気はないようである。

義父は昼食もそこそこにまた修理に取り掛かるしかない。

田んぼも気になるのだろう。少し苛々しているようにも見えた。


車検整備完了の車もあったが車検は出来ず

明日の朝に持ち越すことになった。

お客さんには迷惑を掛けるがにっちもさっちも行かない。

私もカーブスを諦め待機しようと思っていたが

「今日はもう帰ってもえいぞ」と義父が云ってくれた。


同僚は洗車をしていたが突然の来客があり

草刈り機の修理を早急にして欲しいと頼まれた。

農機具は義父の専門であったが同僚に任せる。

直せるだろうかと心配でならなかったが

「直ったぞ」とお客さんは大喜びであった。


おかげで後ろ髪を引かれることもなくカーブスへ向かう。

今日はかつてのバドミントン仲間に久しぶりに会えて嬉しかった。

「もうバドミントンどころではなくなったね」と苦笑いする。

互いに汗を流しシャトルを追い続けていた日々が遠くなった。


買物を終えて帰宅すると思いがけない朗報があり

めいちゃんが午後から学校へ行っていたのだそうだ。

気分屋だと一言では済ませられないことである。

しかしその事実に触れてはならず夫も私も口を噤んでいた。

とにかく干渉を一切せずにそっとして置くのが一番なのだろう。

ストレスと葛藤。めいちゃんの気力を信じてやりたいと思う。


今にも壊れてしまいそうな「何か」がある。

おとなも子供も生きづらい世の中かもしれない。

自信よりも不安が大きい。そうして負けてしまいそうになる。

しかし誰にも等しく新しい朝が来ることを忘れてはならない。


※以下今朝の詩


    秒針

  ちくちくと痛む
  古い置時計の秒針は
  溜息もつけずに周り続けている

  時を刻むのが使命だとしても
  もうすっかり疲れてしまった
  針をひたすら刺さねばならない

  思うようにいかないことばかり
  夢なんて見なければ良かった

  もし折れてしまったら
  いったいどうなるのだろう
  時は途方に暮れて
  止まってしまうのだろうか

  哀しみも喜びも周り続ける
  泣き顔も微笑みも喪失も
  在るべきものとして残る

  息ひとつほどのためらいを
  誰にも伝えられずにいる

  終らない夜はなく
  また新しい朝がやって来た


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