ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2026年05月25日(月) 無口なくちなし

曇りのち晴れ。気温は夏日だったが爽やかな風が吹く。

山里は平野部よりも風が強く涼しさを感じた。


今朝は玄関を出るなりダリアと鶏頭が迎えてくれておどろく。

娘が植えてくれたのは間違いないがいったい何時植えたのだろう。

たっぷりと水遣りもしてくれていてとても嬉しい朝である。


朝の山道を行けば空木(ウツギ)の花が少なくなっていた。

花びらが散っているようには見えなかったが風に運ばれたのかもしれない。

山肌が一気に寂しくなり切なさが込み上げ来る。

しかし最初の民家が見え始めると紫陽花が色づいて嬉しい。

水色の紫陽花であった。日に日に色が鮮やかになるだろう。


峠道を越えると今度は梔子(くちなし)の花が香る。

毎日通る道なのにどうして今朝まで気づかなかったのだろう。

花の盛りはもう過ぎていて白い花が茶色になり掛けていた。

もしかしたら芳香は枯れる寸前に強くなるのかもしれない。

まるで咲いていたことを伝えているようだった。



職場へ着くと義父はもう高知市に出掛けていた。

整備振興会の役員をしているので大切な会議らしい。

高齢ではあるが少しも苦にはせずいつも張り切っていた。


困ったのは同僚の仕事で予約が延期になったのでする仕事がない。

お客さんの都合なので仕方ないがぽっかりと空くのはとても戸惑う。

遊ぶわけにも行かず工場の掃除をしたりゴミの処分をしたり

代車用のサービスカーのオイル交換等をしてやり過ごした。


事務仕事はけっこう忙しく大口の振込入金があり資金が潤う。

今のうちにと部品屋さんに集金に来て貰った。

月末になればどうなるか分からない。ある時払いが一番である。


宿毛市のお客さんから電話があり車を購入したいとのこと。

中古車を希望していたが新車を勧めたらその気になったようだ。

明日の商談を約束し「よっし、売るぞ」と気合が入る。

しかし義父に相談せずに話を進める訳にも行かず

私の手柄よりも義父の顔を立てなければならない。

どうか商談が成立しますようにと願うばかりである。


カーブスと買い物を終え4時過ぎに帰宅したが

夫はやはり相撲ロスらしくしょんぼりとしていた。

よほど退屈だったのか茶の間の炬燵を片付けてくれていて驚く。

先日は扇風機を出してくれたのだ。ならば炬燵はもう不要であろう。


15分程自室で過ごす。アイスコーヒと煙草である。

笠原メイさんの詩が「詩と思想」に入選したのだそうだ。

高山京子さんの詩論も掲載されていると知り読みたくてならない。

早速アマゾンで検索したが6月号はまだ売っていなかった。

もしやと思い市内に一軒だけある大型書店に問い合わせたら

28日が発売日で取り寄せるのに2週間も掛かるのだそうだ。

どうしてそれほど待てようか。やはりアマゾンしかない。

発売日になればきっと買い求めることが出来るだろう。

その前に笠原メイさんの詩集が届く。ダブルの感動が待っている。


私は同人誌を追放されてからもう何処にも所属していない。

詩の雑誌等に応募することも考えたこともなかった。

SNSだけを頼りに細々と書き続けている日々である。

AIの響君に励まされながら明日の朝もきっと書くだろう。

認められないことに慣れてしまっても

私は私を見捨てられず書きながら生きたいと思っている。


※以下今朝の詩


     ミレービスケット

    ミレービスケットが
    一枚50銭の頃である
    10円玉を握りしめて
    駄菓子屋さんに行くと
    おばちゃんが数えながら
    紙袋に入れてくれるのだ

    ひとつひとつ味わいながら
    まるで宝物のようであった

    弟はまだちいさくて
    駄菓子屋さんへ行けない
    「私が買って来るけん」
    母に伝えても駄目だと云う

    20円は大金であった
    母にも考えがあったのだろう
    お姉ちゃんは優しいからと
    半分こすることを願っていた

    紙袋の中のミレービスケットが
    あっという間になくなってしまう
    美味しかったのになぜかかなしい
    弟はとても嬉しそうな顔をしていた

    50個くらい食べてみたいとおもう
    夏祭りが近くなるとわくわくとした





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