ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2026年05月17日(日) 明日の栞

最高気温が30℃に達し真夏の暑さとなる。

同じ市内の江川崎では33℃を超えていたそうだ。

まだ5月だと云うのに異常としか思えない気温である。

週間予報では来週から雨の日が多くなり

そろそろ梅雨入りが近くなりそうである。

梅雨も無くてならない季節であり雨も良しと思いたい。


お向かいの奥さんから頂いていた「ピンクパンサー」が枯れ

たくさんの種が見えるようになった。

剪定した方が良いのだろうかと奥さんに訊ねると

そのまま放置していたらこぼれ種が育つのだそうだ。

しかし我が家はコンクリートの庭なので困難に思える。

お隣が空家なので間借りすることも考えているが

不動産屋さんが見回りに来たら注意では済まないだろう。

種を採って保存し時期が来ればまた蒔いた方が良いのかもしれない。

つくづくと土の庭が欲しくてならない。




特に予定もない日曜日でプチドライブに行きたかったが夫に却下される。

先日「一風」で食べた「野菜ラーメン」の味が忘れられない。

「この前食べたばかりじゃないか、贅沢を云うな」と叱られた。

仕方なくお昼には残りご飯で「ビビンバ」を作り

インスタントラーメンでお腹を満たす。

そのまま倒れ込むようにまた茶の間でお昼寝をする。

しかし暑さのせいだろうか2時にはもう目が覚めてしまった。

久しぶりに姑さんの夢を見て仲良く洋菓子を食べていた。

現実では在り得ないことだから夢なのだろうと思う。


二階の自室へ行けば室温が33℃もあった。

窓を開け放していたが扇風機で涼を取る。

ユーチューブでまた「チロちゃん」を見ていた。

4月にアップされたばかりの動画で興味深い。

93歳のおばあちゃんが「筍ご飯」を作っていた。

お孫さんが傍からあれこれとちょっかいを出すのが面白い。

新しい炊飯器は93歳の誕生日にお孫さんがプレゼントしてくれたそう。

欲しかったのだそうだ。何と嬉しそうな笑顔だろうか。

夕食はいつもお孫さんと二人きりだった。

おじいちゃんは亡くなってしまったのでお孫さんと二人暮らしらしい。

詳しいことは公開されておらずただただ想像するばかりである。

ユーチューバーのお孫さんは個人が特定出来ないようにと

細心の注意をしているらしいが近所の人には知れ渡っているだろう。

おばあちゃんはもう有名人であった。百歳になっても有名人であって欲しい。

またきっと新しい動画がアップされるのが楽しみでならない。


午後4時、部屋には西日が射しこみうだるような暑さとなる。

もう我慢が出来なくなり茶の間で大相撲を観ていた。

夫の解説も面白く興味津々の顔を見せなければならない。

明日からはもう後半戦となる。一週間の何と早いことだろう。


5時になると台所も暑く夫が扇風機を出してくれた。

娘は20匹の海老フライと格闘しており私は肉じゃがを作る。

夫は昨夜の残り物でビール三昧であった。

大関の琴桜が負けて霧島も負けてしまった。

「面白くなったぞ」と目を輝かせていた。


夕食後はひと休みしてお風呂であったが

今夜はめいちゃんが先に入っていてしばらく待つ。

あまりの暑さに水遊びをしていたのだそうだ。

「おばあちゃん出たよ」と大きな声で呼んでくれる。


汗びっしょりになっていた髪を洗った。

ぐうぱあ体操は50回で諦めてしまう。

換気扇は回っていたが何と暑いことだろう。


まだまだ序の口であるが真夏の入浴が思い遣られた。


陽が沈むのを見届けて儀式のようにこれを書いている。

平凡を絵に描いたような一日であったが書かずにはいられない。

そうしなければ明日の私に会えないような気がするのだった。

栞を挟めばきっと明日が来るだろう。

しわくちゃの栞に息を吹きかけている「いま」であった。


※以下今朝の詩(52年前の記憶)


     営業所


  ラジオ体操が終わると
  朝礼が始まる
  皆が大きな声で訓示を読む

  壁には成績表が貼ってあり
  公文さんがトップであった
  よっし今日も頑張るぞ
  公文さんの目が輝いている

  乾さんは配送係
  私は事務員である
  所長の松木さんは
  厳しそうで優しい
  時々昼食に誘ってくれた

  皆が一斉に出掛けて行くと
  営業所には私一人が残る
  窓からはテニスコートが見え
  ビルの一階はパン屋さんだった

  壁一面の本棚には
  百科事典や文学全集が並び
  好きなだけ読むことが出来る
  見本なので汚してはいけない
  どきどきしながらページを捲る

  4時を過ぎると皆が次々に帰って来た
  公文さんは百科事典を売ったのだそうだ
  胸を張り得意顔で笑顔を見せる

  売れた人売れなかった人
  その表情を見れば一目で分かる

  窓に夕陽が射し始めると一日が終わる
  私は自転車に乗って家路を急いだ



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