ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2026年04月20日(月) また明日ね

二十四節気の「穀雨」穀物を潤す春の雨が降る頃。

梅雨時のような曇り空であったが雨は降らず

午後三時頃には青空が見え暑い程の陽射しが降り注ぐ。


夕方5時前には三陸沖で大きな地震があり

北海道や青森、岩手の沿岸部に津波警報が出された。

今のところ大きな津波は観測されていないようだが

警報が解除されるまではどんなにか不安なことだろう。

また一部の地域では停電も発生しているとのこと。

夜を迎え何とも気の毒でならない。

もし南海トラフ地震だったらと思うと一気に不安が襲って来た。

決して他人事ではない。明日は我が身だと思う。



月曜日であったが仕事は今日も順調とは行かず

今日の予定だった消防車の車検を明日に延期してもらった。

例の警告灯が点いていた車を義父が正常に直したとのこと。

もうディーラーに持ち込む必要がなくなったので

同僚が早速車検整備に取り掛かっていた。


義父は早朝から田んぼの代掻きに行っていたようだが

トラクターが故障したらしく必死になって修理をしていた。

話し掛けただけで機嫌が悪く今にも雷が落ちそうである。

荒い口調で怒鳴り散らす。仕事が捗らず腹を立てていたのだろう。

例の雀の被害は苗をネットで覆い何とか凌いでいるようだ。

それだけは話してくれてほっとしたことだった。


事務仕事は午前中に片付き午後から帯状疱疹のワクチンを打つ予定だったが

病院で貰った説明書を読んでいるとやはり副反応があるらしく

頭痛、倦怠感、発熱等と記してあり不安がどんどん大きくなった。

以前にコロナワクチンを打った後もとても辛かったことを思い出す。

同僚にも相談したが最終的には自分で決めなくてはならない。

しばらく迷ったが思い切ってキャンセルすることにした。

帯状疱疹に罹ればとても辛く後遺症も残ると聞き怖ろしかったが

早目に受診すると軽い症状で済む場合もあるのだそうだ。

運試しではないが「いちかばちか」である。

もし罹ったらその時のことと思うことにした。

とにかく免疫力を高める生活を心掛けなければならない。


予定は変更になったがいつもより早めに退社した。

朝の峠道を下りそのまま家へ帰る。

驚いたのは朝とは違う風景であった。

真っ白いツツジを見つけたりアマリリスの花も咲いている。

四万十大橋が見え始めるとその雄大さに感動した。

同じ道でも行きと帰りではこんなにも違うのである。


家で少し休んでからカーブスへ行った。

病気療養を理由に辞めていたかつてのコーチが筋トレに来ていて

久しぶりの会い語らうことが出来て嬉しかった。

元気そうに見えたがまだ療養中とのことで気掛かりが残る。

もうコーチとして復帰することはおそらくないだろう。


サニーマートでまた「よしむらさん」に助けてもらった。

今日は沢山買物をしていたので有難くてならない。

別れ際に「暑うなったけん熱中症に気をつけてよ」と言ってくれた。

ほんのささやかな一言に胸がほんわかと温かくなる。

私もお客さん相手の仕事なので彼女を見習わなければと思う。


ひとは誰しも「ひとこと」で傷つき「ひとこと」で救われる。

誤解が生じることもありいつだって慎重でなければならない。

「ごめんなさい」の一言。「ありがとう」の一言。

「また明日ね」の一言でよしむらさんと別れた。


※以下今朝の詩


         雀

  雀が稲苗を食い荒らしているのだそうだ
  田植えを目前にして農夫は怒り狂っていた
  何としても守らんといかん
  雀に負けよったらいかんぞ

  籾種をたくさん蒔いた日
  育苗機に入れるとそれは
  三日もしないうちに芽を出す
  その成長は凄まじくて驚く

  農夫は早く植えようと躍起になる
  水を張った田の代掻きに精を出す
  右往左往するトラクターの音が響く
  しんどいけんどやらんといかん
  農夫は少しも休むことをしなかった

  雀たちは嬉しくてならない
  苗に顔を埋めると籾種があり
  水を含んだそれは柔らかく美味しい
  一羽が十羽となり競い合うように啄む
  それは生きるために必然なことだった

  農夫は嘆き続けている
  退治するのだと意気込む
  もはや雀は敵なのだろう

  年老いた八十路の農夫の
  白髪が激しく乱れるのを
  春の風がそっと宥めていた



 < 過去  INDEX  未来 >


anzu10 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加