ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2026年04月18日(土) なんのこれしき

曇り日。午後には少し薄日が射していたが青空は見えず。

蒸し暑さはなかったが梅雨時の空のようであった。


玄関のシクラメンが花だけ残し葉がすっかり枯れてしまう。

残った花を数えれば10本もあり何と健気なことだろう。

花だけを切りちいさな花瓶に活けたらブーケのようになった。

もうしばらくは我が家の玄関を彩ってくれるだろう。


今朝は「どんど晴れ」の最終回を見終わってから

そのままうたた寝をしてしまい夫に起こされる。

8時には家を出なくてはならず大急ぎで職場に向かう。

峠道を越えるとオオデマリの花が迎えてくれほっとする朝であった。

民家の畑の隅々には芝桜が植えられており鮮やかな光景である。

畑にはエンドウの花が咲きサニーレタスも萌えている。

昨年は猿に玉葱を食べられたそうだが今年は大丈夫だったろうか。

母の友人の家であったが姿は見えなかった。


5分の遅刻で職場に着けばもう来客があり同僚がオイル交換をしていた。

常連のお客さんであったが少し気難しい人で緊張せずにはいられない。

急いでコーヒーを淹れようとしたが「要らんぞ」と断られてしまう。

愛想が肝心とあれこれ世間話をしてその場を凌ぐ。

ちょうどその時、田んぼから義父が帰って来てくれてほっとする。

米農家仲間なので義父と話したかったようだ。


オイル交換が終わり同僚は新たな車検整備に取り掛かろうとしたが

エアバックの警告灯が点灯しており先に進めなくなる。

朝食を終えた義父が診断機で調べてくれたが複雑な箇所なので

ディーラーに相談したが今月中はもう予約でいっぱいなのだそうだ。

大型連休前は何処の工場もてんてこ舞いである。

車の持ち主も様子を見に来ていたが整備士の資格も持っているとのこと。

同僚は蚊帳の外になり義父と一緒にあれこれ手を施していた。

そのおかげで警告灯は一度切れたがまた直ぐに点灯する有り様である。

やはりディーラーに持ち込むしかないだろう。

持ち主のお客さんも諦め顔で帰って行った。


義父はハウスの苗が雀の被害に遭っているそうで頭を悩ませている。

ハウスなのに何処から雀が入り込むのだろうと不思議でならなかったが

ハウスには換気の為の天窓があるのだそうだ。

一羽が入り込めば十羽にもなり雀も生きるために必死なのである。

苗自体を食い荒らすのではなくも籾種が目当てらしい。

その籾種から発芽したのだから当然のことだろう。

苦心して種から育てた苗を何としても守らねばならない。


午後には予約なしで大型車のタイヤ交換がありけっこう忙しかった。

明日は日曜日なので同僚と納車を済ます。

今週の仕事はこれでお終いであったが順調とは行かず

車検完了の書類は来週に持ち込さねばならなかった。

義父次第であったが今日は雀と闘わねばならないのだ。

それよりも少しでも工場を助けてくれたことに感謝せねばと思う。


定時で退社したが何だか目の前の海が荒れているようである。

難破船が岩にぶつかり粉々になりそうだった。

しかしオールを漕ぎ続けなければならない。

手を緩めれば忽ち海の藻屑になるだろう。

弱音を吐いても嘆いても何も変わらないのなら

「なんのこれしき」と立ち向かって行こうと思う。


※以下今朝の詩



        若葉

   一本の樹であることは尊い
   花のように美しくはないが
   凛と立つその姿に胸を打たれる

   見えないところで花が咲く
   桜にはなれないことを知り
   それでも精一杯に咲くのだった

   花粉はひとから忌み嫌われ
   害にもなるが嘆きはしない
   それは生きている証であった

   やがて若葉の季節が訪れる
   寒々とした裸樹だったころ
   冷たい風にじっと耐えて来た

   やわらかな若い緑となれば
   まるで子のように愛しい
   母さんと呼ぶ声が聴こえる

   今こそ胸を張らねばならない
   命がけで守ろうとしている
   艶やかなその若い緑のために








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