ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2026年02月26日(木) 明日の風まかせ

晴れの予報だったが青空は見えず

朝の内に小雨が降り午後は曇り空であった。

明日もまとまった雨になるとのこと。

もう水不足の心配はなさそうだ。


ご近所さんの「寒桜」が見事に満開となった。

種類が違うかもしれないが「雪割桜」とも云うそうだ。

「河津桜」とも云うが総じて「寒桜」と呼ぶのかもしれない。

染井吉野とは全く違う色で鮮やかなピンク色をしている。

ご近所さんの桜は畑の隅にあって近づけないのが残念であった。

毎年咲いているのだがまだ一度も写真を撮ったことがない。

山里も同じく民家の敷地内となると遠くから眺めるだけである。

呼び名は何であれ早春を彩る美しく可憐な桜であった。



仕事は順調だと思っていたが今朝は同僚が出勤して来なかった。

寝坊でもしたのかもしれないと電話をしてみたら

昨夜から発熱があり寝込んでいるとのこと。

仕事の疲れもあったのだろう気の毒でならない。

家族は誰もおらず独り暮らしであった。


インフルやコロナの心配もあり発熱外来に行くように指示し

連絡があるのを待っていたらやはりインフルエンザだったそうだ。

単なる風邪ならともかく忌引き扱いとなり仕事どころではない。

義父と相談し今日の車検予約は延期させてもらったが

明日も明後日も予約が入っており困ったことになった。

それに例の大型車の車検もしなければならず

義父一人ではどうしようも出来なかった。

明日は明日の風が吹くだろうが何としてもこの急場を凌がねばならない。

そんな大変な日に義父は行き先も告げずに何処かへ出掛けて行った。

お昼を過ぎても帰らず一切の連絡もない。

腹を立てても仕方がないが何と情けない事だろうと思う。

しかし焦っても何も変わりはしないのだ。

なるようにしかならないと腹を括るしかなかった。


事務所のカーテンを閉めて定時で帰路に就く。

カーブスに行けば気分も晴れやかになるだろう。

平田町の桜並木の県道を通り抜けていると

何とラッパ水仙が咲き始めていて思わず歓声を上げた。

水仙は真冬に咲くがラッパ水仙は早春の花であった。

同じ水仙の仲間でもそれぞれに咲く時を知っている。

桜木にはまだ蕾も見えず冬枯れた景色のように見えるが

その根元に咲くラッパ水仙の何と可愛らしいことだろう。

まるで天使が舞い降りて来てラッパを吹いているようである。

どんな音を奏でるのだろうか。踊る天使の姿も目に浮かぶ。


やはり終わらない冬などなかったのだ。

やがては桜の花も咲き一面の春がやって来る。


※以下今朝の詩


  おとうと

幽霊が出ると云う
下宿屋であった

布団だけがある部屋で
弟は寒さに震えながら
かっぱえびせんを食べていた

布団をすっぽりと被り
まるで亀のようである

夕べ出たという
金縛りにあって
眠れなかったと

せめておにぎりをと思う
水筒に熱いお茶を入れて
温めてやりたかった

「姉ちゃん仕方ないよね」
もう帰る家はないのだ

運命の歯車が軋んでいる
止まってはならない
何があっても動き続けた

16歳の弟がおとなに見える
終わらない冬はありはしない

海が鳴っている
波もやがて穏やかになり
陽を浴びて輝く春が来る


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