ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2026年01月08日(木) 今日を縫う

朝は7℃、日中は8℃と殆ど気温は上がらず真冬の寒さとなる。

強風注意報が出ていて木枯らしのような強い北風が吹いていた。


朝の山道を行きながらふっと気になったのは「つわぶきの花」

谷川沿いに群生していたのを今朝は確かめてみた。

今まで気に留めることもなかったがそれは綿毛になっていて驚く。

たんぽぽのように可愛らしくもなくとても憐れに見えた。

薄茶色の綿毛である。まるで息絶えた老人ではあるまいか。

気づかずに通り過ぎてやれば良かったと心が痛む。

しかしその綿毛がやがて芽になるのだろう。

風に運ばれ谷添いや野山へと運ばれて行くのである。

どのような姿に成り果てようとそれは「いのち」に他ならない。



工場は消防車の車検。義父は土佐清水市へと出掛けて行く。

近いうちに市長選があり候補者の激励の為だったようだ。

訊けば恩のある人だそうで大切な恩返しなのだと云う。

どんなに忙しくても駆け付ける。義父らしいなあと思った。


車検の予約がどんどん入り始めもう一月もほぼ埋まる。

すると二月車検のお客さんも来てくれて予約を済ませてくれた。

仕事はいくらでもある。前途は明るいのかもしれない。

昨年はどん底に思えたが今年は這い上がれる年になるだろうか。

とにかくくよくよと思い詰めないことだ。

目の前のことを精一杯に遣り遂げねばならない。


義父はお昼前には帰って来てまた午後からは草刈りに行く。

昼食は食べ終えていたが休む暇もない忙しさであった。

そのパワフルさには頭が下がるが決して弱音を吐かない。

米作りに命を賭けていると云っても過言ではないだろう。


定時で仕事を終えられたので「カーブス」に向かった。

今年初でわくわくと楽しみでならない。

平日の午後は参加メンバーが少ないのも魅力だった。

顔なじみになったお仲間さんも多くなり会話も弾む。

コーチも一人一人に声を掛けてくれて和気あいあいとしていた。

目標は週三回としたがそれも仕事次第である。

思うようには行かない日もあるだろうが「やる気」を大事にしたい。


買い物を終えて4時過ぎに帰宅。夫が直ぐに車まで来てくれる。

今日はお客さんから冬野菜を沢山頂いていたので大荷物であった。

白菜、大根、ほうれん草、チンゲン菜もある。

しばらくは野菜を買わなくても済み何と有難いことだろう。


6時には夕食を食べ終えていて窓から茜色の空を見ていた。

一日が暮れていく。それはまるでご褒美のようにも見える。

頑張ったつもりはないが精一杯の一日だった。

「生き抜いた」と云えば大げさに聞こえるが

他にどんな言葉があるのだろうと思う。


今日を縫う。明日になればまた新しい布を広げる。

針に糸を通しながら息をし続けて行くのだ。


※以下今朝の詩


   根

ひとつきりである
うしなえばかなしい

それは刈り落されたが
土に抱かれるように
根を残していた

まるで血脈のようである
それこそが生きること
それこそがいのちである

土は硬く無情にも見えるが
雨が降るたびに優しくなる
そうして根に愛情をそそぐ

「だいじょうぶよ」
その声にどれほど励まされたか
失ってはならないとその度に思う

終わらない冬はない
やがて土に暖かな陽射しが届く

根はなにひとつ諦めてはいない
つよく根を張り生き続けている



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