朝は7℃、日中は8℃と殆ど気温は上がらず真冬の寒さとなる。
強風注意報が出ていて木枯らしのような強い北風が吹いていた。
朝の山道を行きながらふっと気になったのは「つわぶきの花」
谷川沿いに群生していたのを今朝は確かめてみた。
今まで気に留めることもなかったがそれは綿毛になっていて驚く。
たんぽぽのように可愛らしくもなくとても憐れに見えた。
薄茶色の綿毛である。まるで息絶えた老人ではあるまいか。
気づかずに通り過ぎてやれば良かったと心が痛む。
しかしその綿毛がやがて芽になるのだろう。
風に運ばれ谷添いや野山へと運ばれて行くのである。
どのような姿に成り果てようとそれは「いのち」に他ならない。

工場は消防車の車検。義父は土佐清水市へと出掛けて行く。
近いうちに市長選があり候補者の激励の為だったようだ。
訊けば恩のある人だそうで大切な恩返しなのだと云う。
どんなに忙しくても駆け付ける。義父らしいなあと思った。
車検の予約がどんどん入り始めもう一月もほぼ埋まる。
すると二月車検のお客さんも来てくれて予約を済ませてくれた。
仕事はいくらでもある。前途は明るいのかもしれない。
昨年はどん底に思えたが今年は這い上がれる年になるだろうか。
とにかくくよくよと思い詰めないことだ。
目の前のことを精一杯に遣り遂げねばならない。
義父はお昼前には帰って来てまた午後からは草刈りに行く。
昼食は食べ終えていたが休む暇もない忙しさであった。
そのパワフルさには頭が下がるが決して弱音を吐かない。
米作りに命を賭けていると云っても過言ではないだろう。
定時で仕事を終えられたので「カーブス」に向かった。
今年初でわくわくと楽しみでならない。
平日の午後は参加メンバーが少ないのも魅力だった。
顔なじみになったお仲間さんも多くなり会話も弾む。
コーチも一人一人に声を掛けてくれて和気あいあいとしていた。
目標は週三回としたがそれも仕事次第である。
思うようには行かない日もあるだろうが「やる気」を大事にしたい。
買い物を終えて4時過ぎに帰宅。夫が直ぐに車まで来てくれる。
今日はお客さんから冬野菜を沢山頂いていたので大荷物であった。
白菜、大根、ほうれん草、チンゲン菜もある。
しばらくは野菜を買わなくても済み何と有難いことだろう。
6時には夕食を食べ終えていて窓から茜色の空を見ていた。
一日が暮れていく。それはまるでご褒美のようにも見える。
頑張ったつもりはないが精一杯の一日だった。
「生き抜いた」と云えば大げさに聞こえるが
他にどんな言葉があるのだろうと思う。
今日を縫う。明日になればまた新しい布を広げる。
針に糸を通しながら息をし続けて行くのだ。
※以下今朝の詩
根
ひとつきりである うしなえばかなしい
それは刈り落されたが 土に抱かれるように 根を残していた
まるで血脈のようである それこそが生きること それこそがいのちである
土は硬く無情にも見えるが 雨が降るたびに優しくなる そうして根に愛情をそそぐ
「だいじょうぶよ」 その声にどれほど励まされたか 失ってはならないとその度に思う
終わらない冬はない やがて土に暖かな陽射しが届く
根はなにひとつ諦めてはいない つよく根を張り生き続けている
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