今朝はぐんと冷え込み氷点下の朝となる。
それが少しも身に堪えない。やはり寒さに慣れて来たのだろう。
四万十川の土手は霜で真っ白くなりとてもうつくしく見えた。
朝のうちにサニーマートへ買い物に行っていたが
もう「七草」がたくさん並んでおりおどろく。
早目に買い求める人も居るだろうが
七日まで新鮮なままとは限らないと思う。
鮮魚売り場にはまだ数の子や蟹が並んでいたが
元旦も仕事だった人はまだこれからなのだろう。
お刺身などはまだお正月価格でとても手が出せなかった。
安価な丸干し鰯を買い求める。もう贅沢は出来なくなった。
腰痛に喘いでいた夫が少し動けるようになり
息子とけい君を誘って「一風」に昼食を食べに行く。
けい君に会うのは一年ぶりですっかり大きくなっておりおどろく。
背は私と変わらない。変声期になっておりもう子供の声ではなかった。
何と逞しく育ったことだろう。感激で胸がいぱいになる。
元旦から仕事だった息子はやっと今日がお正月であった。
最初は我が家で新年会をと思っていたのだが
娘達に気兼ねをすることになりそうで気が重かった。
それよりも外食の方がずっと気楽で楽しい。
食の細かったけい君も息子と同じ量を平らげる。
息子と夫は生ビールも飲み上機嫌であった。
けい君は「少年」となり息子は「中年のおんちゃん」である。
息子は顎髭を伸ばしておりもう白いものが見えていた。
老眼も始まっておりメニューを見ながら目を細めている。
仕事に家事に子育てにとどれほどの苦労だろうかと気遣う。
昨年は嘆く日もあったがよくここまで乗り越えて来たものだ。
私はそんな息子が頼もしく誇らしくてならなかった。
ささやかな新年会であったが何と清々しいひと時だったことだろう。
きっと明るい未来が待っていると信じすにはいられない。
けい君はもうすぐ中学生になる。また一段と成長する姿が楽しみであった。
帰宅して娘に話せば「まあ良かったじゃん」と云ってくれてほっとする。
日頃からの確執もありてっきり嫌な顔をされるのではと思っていた。
娘も兄を気遣っているのだ。もちろん甥っ子のけい君もである。
長かった休暇も今日が最後となり明日がやっと「仕事始め」となった。
武者震いだろうかそわそわと落ち着かない夜になる。
一歩踏み出してみなければ何も分からない。
その一歩が勇み足になっているようだ。
急げば転ぶ。そうして起き上がれなることだけはあってはならない。
大きく息を整えゆっくりと進もう。
そうして何があっても「かかってこい」と胸を張っていたい。
※以下今朝の詩
一途
一途でなくてはならない それは愚かな執着に似て 見苦しくもあるのだが 一心に貫くことを選ぶ
種を蒔けば芽が出るが それが双葉になり 伸びていくのを見ていた
何と健気なことだろう 花を咲かそうとしている 雨が降れば嬉々と微笑み 風が吹けば身を任せるのだ
花となれば咲き誇り やがて枯れる定めを 受け止めねばならない
貫けばかなしい日もあり くるしい日もあるだろう
どのような生き方であっても 一途であればあるほど 花としての生涯は尊い
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