ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2025年03月19日(水) 明日があるさ

弥生つめたい風。陽射しはたっぷりとあったが冬の寒さが続いている。

そんな寒さも明日までだそうで明後日からは一気に春らしくなるようだ。

東京では名残り雪、高知も山間部では雪が降っていた。

そうして季節が真っ二つに引き裂かれていくのだろう。


桜の開花予想は23日と思い込んでいたが高知は25日らしい。

高知よりも先に東京の桜が咲くそうで何だか不思議でならない。

蕾はまだ固いが今か今かと春を待ち侘びているようだ。


山里では田んぼに水が張られるようになり田植えの準備が進んでいる。

義父はすっかり焦り始めており気が気ではない様子。

早い農家では4月の上旬に田植えを始めるのだそうだ。

稲の成長は凄まじく8月にはもう稲刈りとなる。

米不足で今年は高値が予想されその期待は大きかった。

消費者にとっては安いに越したことはないが米農家の苦労を思うと

少しでも高値でなければその苦労は報われないのだと思う。




工場の仕事は少しずつ順調に捗っているが今日は車検が出来なかった。

義父はそれどころではない様子で血眼になって田植えの準備に追われている。

そんな義父に「今日は今日の事をね」と声を掛けたら笑顔を見せてくれた。

あれもこれもと気が急いていたのだろう。気が楽になったのに違いない。


明日は春分の日で祭日であったが仕事をすることにした。

私の一存であったがとても休んではいられない状態である。

同僚が渋々ながら頷いてくれとてもほっとした。

とにかく臨機応変に仕事をこなしていかなければいけない。

誰かが段取りをしなければ一歩も先に進めないのだ。


「明日があるさ」と2時過ぎに退社した。

娘の体調も気になり早めに帰宅した方が良さそうであった。

帰宅したら娘が洗濯物を畳んでくれておりほっと一安心する。

まだ腹痛があるらしく本調子ではなかったが二人で夕飯を作った。

めいちゃんはふた従姉妹のまあちゃんの家にお泊りに行くことになり

夕食を食べ終わるなり嬉しそうに出掛けて行く。

まさかと思ったがもし突然の嘔吐に襲われたらと心配でならない。

まあちゃんのお母さんにも迷惑を掛けてしまうだろう。

どうか何事も無く楽しい夜を過ごして欲しいと願うばかりであった。

娘は止めなかったのだ。きっとそんな不安もなかったのだろう。

心配性の私だけがはらはらとしているだけなのかもしれない。


ここ数日のノロ騒動で平穏無事が決して当たり前ではないことを

思い知らされたような気がしている。

コロナ、インフルと乗り越えてきたがまさかノロとは思ってもいなかった。

家族の健康を第一に考えているがいつ落とし穴があるか分からない。


桜の季節がやってくれば皆が元気に春を満喫出来ることだろう。


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