ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2025年02月14日(金) 手探りの日々

穏やかな晴天。気温も15℃まで上がり春らしい暖かさとなった。

このまま春本番となれば良いのだがまだ2月である。

立春を過ぎたとは云えまだまだ冬の名残があるだろう。

「寒さなければ花は咲かず」私の好きな言葉であった。


今朝は義父に昨日の医師の話を伝えたが全く動じない。

思っていた通りへらへらと笑い飛ばすばかりだった。

おまけに医師の事を「やぶ医者」だとのたまう。

痛みが酷ければ深刻にもなるだろうが少し楽になっているようだ。

それはそれで良いことだが「安静」のあの字も考えていない。

今日は農家仲間さんと畔の草焼きに出掛けて行く。

勇ましい姿はとても怪我人には見えなかった。


工場の仕事は一段落し例の大型車の車検整備が完了する。

後は検査だけだと喜んでいたらシャーシの溶接が必要とのこと。

鉄骨部のKちゃんが出張しており今日はお手上げとなった。

仕上がりは来週になりそうだが何とほっとしたことだろうか。


事務仕事も特に忙しくなく2時に退社させてもらった。

今週も遣り切った感で満たされ気分は上々である。

週末はゆっくりと休みまた来週に備えなければいけない。



今日も娘が休みだった。何か変だなと思っていたらちゃんと話してくれて

今月いっぱいで病院を解雇されるのだそうだ。

寝耳に水のような話であったが新しい検査技師を雇い入れたらしい。

そうなれば娘はもう不要である。なんだかとても理不尽なことに思えた。

娘は「もういい」と云う。さほど気に入った仕事ではなかったようだ。

病院側は「受付」の仕事を勧めてくれたらしいがそれも断ったのだそうだ。

受付は病院の「顔」であり気が進まなかったらしい。


あと何日勤められるのか定かではないがおそらく休みが多くなるだろう。

娘が家に居てくれると助かるが手放しでは喜べない複雑な心境である。


今朝はあやちゃんの事も話してくれて思いがけなかった。

小学校の卒業式は出席しない。中学入学の準備も迷っているようだった。

入学説明会には行かなければならずとても気が重い様子である。

制服はめいちゃんも着られるが来年には制服自体が変わるのだそうだ。

「無駄」と決めつけてもいけないがそう思うのが当然だろう。

「ジャージだけ買おうか」と云うので私も頷いていた。


娘とこんな話が出来るとは夢にも思っていなかった。

よほど精神的に参っているのだろうと察する。

母親だから話せることもあるのだろう。

それは20代の頃の娘と同じだった。


何事もなるようになるだろう。あれこれと思い悩んではいけない。

そう思っていても人生にはそれが付き纏うものである。

良かれと思ってしたことが最悪になることもあるのだった。

日々が手探りなのだ。そこには「絶対」は在り得ないのだと思う。


不確かなあやちゃんの未来。家族の行く末。

私と夫の寿命。誰も教えてくれないことに立ち向かう日々である。







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