氷点下の朝が続いているが日中は穏やかな晴天となる。
やっと最強寒波が遠ざかったのだろう。
後は本格的な春を待つばかりである。
しかし雪国では落雪や雪崩の被害が出ているようだ。
春の兆しを手放しでは喜べない複雑な心境である。
祝日返上の仕事であったが順調に捗りほっと安堵であった。
来客もあり同僚は出張修理に出掛けてくれる。
お客さんの何と喜んでくれたことだろう。
バッテリーを交換しなければならず困っていたのだそうだ。
一般修理も完了しお客さんが直ぐに支払いに来てくれる。
僅かの金額であるが「ゼロ」の懐には大助かりであった。
義父は先日壊してしまったサービスカーを直してくれる。
自分の過失だからと責任を感じていたらしく一生懸命であった。
昼食も食べないまま3時前まで頑張ってくれた。
皆の協力あってこそのことである。祝日に仕事をするのも良いものだと思う。
まだまだ今週一杯は大忙しだ。どうか順調にと願うばかりである。
3時半にはサニーマートに着いており娘に電話してみた。
何か食べたい物はないか?作りたい物はないか?
「鶏と茄子の南蛮漬け」が食べたいと言ってくれて嬉しかった。
普段は殆ど会話がないのでまるで子供のように思ったのだ。
母親であることを再認識する。確かに私が産んだ娘だった。
帰宅すると娘が洗濯物を畳んでくれており何と助かったことだろう。
おかげですぐさま炬燵に潜り込み夫と「三匹が斬る」を見れた。
今日は「夢に餅」と夫に云えば「またそれか」と笑われてしまう。
亡き姑さんの口癖だったのだ。いつの間に似てしまったのだろう。
他にも美味しい物を食べた時に「馬勝った牛負けた」もある。
姑さんとは折り合いがあまり芳しくなく良い思い出も少なかったが
私は嫁として認められて姑さんを手本にして暮らしていたのだろう。
涙したこともいっぱいあったが姑さんのおかげで今の私があるのだと思う。
夢に搗き立てのお餅が出て来る。それは柔らくてとても美味しい。
|