ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2025年02月06日(木) 白い道

今朝も厳しい寒さだったが雪は降っておらずほっとする。

安心していつも通りに家を出たのだが

昨日とは正反対に伊豆田トンネルを抜けると雪が積もっていた。

真っ白な道である。それはそのまま峠道まで続く。

いくら冬タイヤでも怖くなり緊張しハンドルを握りしめていた。

やっとの思いで峠を越えると山里はまた雪の形跡が全くない。

なんだか今日も狐につままれたような気分だった。


日中の気温は3℃と厳しい寒さであったが

まるで春であるかのように陽射しが降り注ぐ。

紅梅が一輪二輪と咲き始めてやがて満開になることだろう。

終らない冬など在りはしない。春の足音がゆっくりと近づいている。




朝一でタイヤ交換のお客さんが来てくれたが

タイヤチェンジャーの調子が悪く順調にはいかない。

仕方なく平田町のガソリンスタンドまでタイヤを持って行く。

外注となると工賃は右から左となり儲けはゼロである。

損得ばかりが商売ではないのだと自分に言い聞かせていた。

機械類は寒さに弱いのだそうだ。さて修理費はとまた悩みが増える。


義父は二日酔いだったのか昼過ぎまで姿を見せなかった。

特に急ぎの仕事もなかったので休養日でも良かったのだが

何かしていないと落ち着かない様子である。

明日はまた整形外科なのであれこれと考えていたのかもしれない。

気丈な義父だが心細くなる時もあるのだろう。

話したくてならない素振りであったがそれが果てしなく続く。


逃げる訳ではなかったが2時過ぎに退社した。

一刻も早く炬燵に潜り込みたくてならない。

3時半には帰宅出来てそれが叶った。

何と幸せなことだろう。炬燵愛がどんどん大きくなる。


4時からのテレビは「新三匹が斬る」だった。

これもシリーズで33年前の時代劇である。

とにかく役者さんの若いこと。高橋英樹はまだ40代に見えた。

ラストには悪者を斬りまくるのだが思わす「やれ〜」と声が出る。

血は一切流れない。決して残虐ではないところが好ましい。


テレビを見ながらであったが夫とあやちゃんの話をした。

今朝は早起きをしており私に「行ってらっしゃい」と言ってくれたのだ。

その後茶の間に入る姿を見たので気になっていた。

訊けば時々ふらっと茶の間に来て炬燵に潜り込むのだそうだ。

そうしてたわいのない雑談をするらしい。

夫はそれが嬉しいらしくあやちゃんも良き気分転換になっているようだ。

そんなあやちゃんをどうして独りぼっちに出来ようか。

何かが変わるのだとしても娘達との別居は在り得ないと思う。


卒業式も行かなくていい。中学生にならなくてもいい。

にこにこ笑顔で鳩ぽっぽのようにくくっと笑うあやちゃんでいて欲しい。







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