ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2025年02月03日(月) 俎板の上の鯉

立春。名ばかりの春であるようだが今朝は随分と暖かだった。

晴れたり曇ったりだったが陽射しは優しく降り注ぐ。

午後から一気に風が強くなった。大寒波の兆しだろうか。

数年に一度の最強寒波だそうで気象庁の会見もあったほどである。

不要不急の外出を控えること。仕事はどうしたら良いのだろう。

無理をしてでも出勤する人が多いのではないだろうか。

確かに危険ではあるが恐怖心を煽るような報道に思えてならない。

注意だと受け止めれば用心に用心を重ねることだろう。

こんな時こそ「かかってこいや」である。弱気になってはいけない。




今朝は出勤するなり義父が腕の痛みを訴えていた。

幸い指は動くが痛みが激しく千切れてしまいそうだと云う。

首からの神経が悪さをしているとしか思えず心配でならない。

掛かりつけの整形外科ではなんだか心もとなく

私が通っている整形外科へ行くことになった。

先日医師が義父の首を気遣ってくれていたのだった。

受診を勧めてくれていたので良い機会だと思う。

受付に電話をして相談したら直ぐに来るようにと言ってくれた。

義父はまだ朝食も済ませていなかったが大急ぎで出掛けて行く。


お昼前には連絡がありやはり首の捻挫が原因らしかった。

首から腕に繋がっている神経が骨に当たり痛みが出ているらしい。

詳しく調べるには県立病院へ行きMRI検査が必要とのこと。

紹介状を書いてもらって早速明日検査に行くことになった。

いくら我慢強い義父でも悪化すれば大変なことになるらしい。

修理の仕事どころか農作業も出来なくなるだろう。

義父もすっかり観念しておりまるで俎板の上の鯉である。

心配し過ぎてもいかずとにかく検査の結果を待つことになった。

階段から転倒して丁度今日でひと月である。

どれ程の痛みに耐えて来たことかと思うと憐れでならない。


工場の仕事は同僚のおかげで少しずつ捗っており助かっていた。

ゼロから始めた資金繰りも今日は入金がありほっとする。

何事もなるようになっているのだろう。ようは嘆かないことだ。




帰宅したら見ず知らずの方から詩集が届いていた。

どうして私のような者にと不思議でならない。

昨年まで参加していた同人誌には執筆者の住所が記載されており

おそらくそれを見て送ってくれたのだろう。

これも何かの縁だろうと思い明日には読んでみようと思っている。

同人誌を追放されたからにはもう二度とこんなことはないだろう。

そう思うと貴重な詩集に思えてならなかった。


今の私はSNSだけが頼りである。

やがてネットの海の藻屑のように消えていくだろう。


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