晴れの予報だったが雲が広がり午後には少し陽射しがあった。
気温は今日も3月並みの暖かさとなる。
明日の朝は一気に冷え込み氷点下になりそうである。
寒暖差で体調を崩さないように用心しなければならない。
幸い血圧は正常値が続いているが油断は禁物である。
週末はつかの間のスローライフとなりのんびりと過ごす。
朝寝はもう恒例になっており10時前まで寝ていた。
それからカーブスへ行き心地よく汗を流す。
異常な程の汗である。代謝の良い証拠らしいが効果は感じられない。
体重は増えるばかりで70キロの大台に近づいている。
なんだか年齢に比例しているようで愉快でもあった。
昼食後もひたすら寝るばかりである。目覚めればもう3時を過ぎていた。
気力はゼロに等しく何もする気にならない。
流し台の食器の山も見て見ぬふりをしていた。
夫が洗濯物を取り入れてくれていて「よう乾いちょるぞ」と
陽射しが弱かったので思いがけずに嬉しかった。
所帯じみた夫も微笑ましいものである。毎日が「洗濯物係」なのだ。
どれほど助かっていることだろう。感謝の気持ちを忘れてはならない。
今朝気づいたのだが茶の間に飾ってあった孫達の写真が一枚消えていた。
5歳のあやちゃんと3歳のめいちゃんの入浴中の写真である。
私はその写真が一番好きでいつも眺めては微笑んでいたのだが
娘が云うにはあやちゃんがとても嫌がっていたのだそうだ。
たとえ幼い頃の姿でも思春期のあやちゃんには耐えられなかったのだろう。
さすがに破って捨てはしなかったようだがもう行方不明となった。
些細なことに思えたが傷つけていたのかと思うと心が痛む。
もしかしたら不登校の原因も身体の成熟ではなかったのだろうかと思う。
しかし真実は未だ分からずまるで霧に包まれているようだった。
もう硝子細工だとは思えない。しっかりとした考えを持っているようだ。
何も悩まない暮らしなど在りはせず皆日々を耐えながらであった。
のほほんとお気楽に過ごせて行ければどんなにか楽だろうか。
それも気の持ちようであるが精神的な強さは程遠く思える。
「かかってこいや」が口癖の私もどれほど頼りないことだろう。
そうこうしているうちに命はどんどん最期に近づいている。
生きて全う出来る事などほんの僅かではないだろうか。
負けたくはないが負けてしまう。現実は果てしなく厳しいものである。
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