今朝は今季一番の冷え込みとなる。
日中もあまり気温が上がらず師走並みの気温となった。
詩人の谷川俊太郎さんが亡くなったニュースが流れる。
92歳の天寿を全うしたようだった。
「空に小鳥がいなくなった日」と云う詩集を持っているが
いつから私の手元にあったのだろう。
ずいぶんと若い頃に買い求めていたようだ。
夫に亡くなったことを話したら「はあ?誰やそれは」と訊かれた。
夫にとっては全く無関係なのだ。いや無関心と云うべきか。
どれほど有名な詩人であっても知らない人もいることに驚く。
生涯を書き尽くした人である。多くの人の心にその詩は残るだろう。
同僚も出勤し頭数が揃うと「さあやるぞ」と気合が入る。
早速オイル交換と車検のお客さんが来てくれて有難いこと。
義父も例の厄介な修理に力を尽くしていた。
オイル交換のお客さんに珈琲を淹れてしばし語り合っていた。
義父の親戚に当たる女性なのだがとにかくよくしゃべる。
これは血筋かもしれないと思うと少し愉快でもあった。
話しが諄いのもよく似ている。義父の実の娘ではないかと思う程だった。
車検は一日車検なので今日中に仕上げなければいけない。
2時には整備が終わっていたが車内の清掃、洗車に時間が掛かる。
3時過ぎに検査を終え書類を整えてやっと完了であった。
4時前に退社。今日はすっかり遅くなってしまう。
サニーマートへ行って驚いたのは「きつね色のコロッケ」であった。
つい先日まで「たぬき色」だったのが嘘のようである。
あまりに美味しそうだったので6個買い求めた。
どうやら私のクレームを真摯に受け止めてくれたようである。
要らぬ口を叩いたのではと気になっていたのだが
まさかこんなに早く改善されるとは思ってもいなかった。
他の揚げ物をゆっくり見る時間はなかったが明日からが楽しみである。
クレーマーと呼ばれようと言ってみるものだなと思った。
5時前に帰宅。もう横になる時間はなく洗濯物を畳む。
めいちゃんのランドセルが玄関に在り姿は見えなかった。
夫に訊けばお友達と一輪車の練習に出掛けたらしい。
放課後は一度帰宅してから校庭に行かなければいけないようだ。
日はすっかり短くなり直ぐに薄暗くなってしまう。
下校後に遊んでしまえばもちろん宿題は出来なかった。
老婆心に他ならないがどうして毎日宿題を出すのだろうと思う。
勉強は学校だけで十分なのではないだろうか。
夫に云わせれば土曜日が休みになっているからだそうだ。
その分学習不足になるので宿題で補っているらしい。
それも納得出来なくもないがそれほどに学習が大切とは思えなかった。
夕飯時も宿題である。娘がトレーに載せて二階へと運ぶ。
もう8時になるがまだ終わらないようで可哀想でならない。
こればかりは例え私がクレーマーでも改善することはないだろう。
けれどもせめて一日だけでも自由にさせてやって欲しいものである。
「きつね色のコロッケ」は好評で全て完食であった。
これが私の手作りならもっと喜んで貰えることだろう。
もう何年も作ったことはないが孫達に食べさせてやりたいものである。
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