雨のち晴れ。熱低の影響か午前中は強い風が吹いていた。
幸い雨は強雨ではなかったが各地に大雨を降らせたようだ。
松山市では記録的短時間降雨となり道路が冠水していたらしい。
松山城のお堀の水が溢れて道路に水が流れ込んでいる映像を見た。
11月になってからの豪雨。これも異常気象としか思えない。
もう災害はあってはならないがいつ何があるか分からないものだ。
午後には天気が回復し爽やかな秋晴れとなった。
しばらくは晴天が続きそうだが今度は寒気が流れ込んで来るようだ。
季節は待ったなしである。11月は「立冬」「小雪」と節気が続く。
朝のうちに小一時間ほど朝寝をしカーブスへ行っていた。
車の外気温が25℃になっておりおどろく。
蒸し暑さのせいか汗が噴き出るように流れ心地よく身体を動かす。
運動不足には持って来いだろう。カーブスだけは続けなければと思う。
買い物をし帰宅したら娘達が高知市へと出掛けていた。
一泊するかもしれないと今朝話していたが夫には何も告げなかったようだ。
あやちゃんは当然のように置き去りだが「頼む」の一言もなかったらしい。
俺達が居なかったら遊びにも行けんのになと夫は不服顔である。
娘にしてみれば居るのが当たり前なのだろう。
いつまでも同居はしないと言っているが同居せずにはいられないと思う。
あやちゃんに声を掛けたら何も知らないと応える。
それと置き去りにされたのではなく一緒に出掛けるのが嫌だったそうだ。
けれどもちゃんと話してやって欲しい。知らないではあまりに不憫だった。
台所のテーブルの上にはカップ麺とボンカレーが置いてあった。
あやちゃんの昼食と夕食のつもりらしいが侘しいものである。
一言がなくてもそれくらい私が用意するのにと思った。
夕食時にはあやちゃんを誘って3人で食べた。
普段は一緒に食べることなど全くないので微笑ましくてならない。
にこにこと笑顔である。どれほどほっとしたことだろう。
フライドポテトが好きなので揚げたら喜んで食べてくれる。
それからカレーよりもパスタが食べたいと言い冷食のパスタをチンした。
食べたい物をちゃんと伝えてくれるだけで嬉しいものである。
入浴後にまた声を掛け好きな時間にお風呂に入るように伝えた。
すると素直に返事をし直ぐにお風呂に入ってくれたのだった。
普段は深夜に入ることが多くこれも珍しいことである。
両親も妹も不在だが独りぼっちではないと思ってくれているのだろう。
干渉をし過ぎてもいけないが放任も程々でなければいけないように思う。
まだ12歳の子供なのだ。独りぼっちでどうして生きて行けよう。
娘からは何の連絡もないのでおそらく帰宅は明日なのだろう。
それも昼間なのか夜になるのか全く分からなかった。
「関係ないでしょ」と言われたらそれまでだが何とも侘しいものである。
今夜は満天の星空となった。一番星を見つけた時にまた蝋燭に見えて
目の錯覚と思い目を凝らしたがやはりどうしても蝋燭にしか見えない。
名残りの風に吹かれながらその炎はゆらゆらと揺れるばかりであった。
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