ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2024年10月05日(土) 10月の朝顔

曇り日。気温は高くはなかったが少し蒸し暑く

やはり梅雨時のようであった。


10月の朝顔。こぼれ種から育ったそれは逞しく伸び

一日置きに花を咲かせてくれるのだった。

今朝はお休みで昨日の花がしぼんでいるのが見えた。

終わった花を摘んでやるべきかと迷う。

これも調べてみるべきだろう。どんな状態が好ましいかだ。

ようく見ると花芽が次々に出来ている。12月まで咲くかもしれない。

「自分のペースで咲く」それは人にも当てはまることだろう。

皆と一緒でなくても良い。咲きたい時に咲けば良いのだ。




午前中にカーブスへ行っていたがうっかり杖を忘れていた。

忘れる位だから今朝は痛みもなく調子が良かったのだろう。

しかしなんと心細いこと。筋トレは出来てもボードで足踏みが出来ない。

これまでどれ程杖に助けられていたかを思い知った。

コーチの女の子に励まされながら何とか一周することが出来る。

筋トレの後はストレッチだが汗が滝のように噴き出て来た。

成果はないように思えてもしっかり効いている証拠である。


困ったのは次の買い物であった。時間帯のせいか専用駐車場は満車だった。

仕方なく一般スペースへ停めたがもちろん颯爽とは歩けない。

やっと入口に辿り着き備えてあるカートにしがみついた。

カートさえあれば買い物は出来るがその後がまた一苦労である。

車までカートを押して行っても元の場所に戻さなくてはいけない。

「よっし」と気合を入れて両手に荷物を持ち必死で歩いた。

赤い羽根の共同募金とか申し訳ないがそれどころではなかった。

幸い声を掛けられることもなかったので逃げるように遠ざかる。

駐車スペースさえ空いていればそんな苦労をせずに済んだが

車椅子の人もいるだろう。身体の不自由な人は沢山いるのだと思う。

たかが左足一本ではないか。歩こうと思えば歩けるのだ。




午後はお昼寝をする前に動画を観た。

SNSで親しくしている人から是非にと薦められたのだった。

昨夜のうちにメールが届いていたのだが早寝の私のことである。

今朝まで気が付かずなんだか無視したような形になってしまった。


「おうち診療所」そんな医療施設があることを今まで知らずにいた。

小児がんなど難病の子供が家族と一緒に暮らせる「おうち」なのである。

4歳のいっちゃんは小児がんと闘っており余命宣告を受けていた。

天国へ行くことをいっちゃんに話すご両親の気持ちは何とも悲痛である。

最期はお母さんに抱っこされて安らかに息を引き取った。

まだ4歳の幼い命である。「辛い」の一言でどうして済まされようか。

こんなことはあってはならないと思うが現実はとても厳しく

今もって沢山の幼い命が失われていることを忘れてはならない。

おうち診療所


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