ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2024年10月04日(金) 愛しい者

曇り日。今は小雨がぽつぽつと降っている。

気温からしてなんだか梅雨時の夜のようだ。


やはりセイタカアワダチソウだった。

今日は近くで見ることが出来て葉の形を確認する。

ブタクサの葉は蓬のようにギザギザがあるらしいが

そうではなく真っ直ぐに平らな葉だったのだ。

見渡すと辺り一面のセイタカアワダチソウである。

花粉症の夫は見ただけで鼻がむず痒いと言っていたが

ただの勘違いであり花粉症には全く影響がないのである。

じゃあブタクサはと思い見渡してもそれらしい花は咲いていなかった。

植物のことを調べるのは面白い。ひとつお利口さんになったようだ。




義父は予定通りに高知市の陸運支局へと向かう。

会社は民間車検場であるが大型車の中古新規登録が出来ないのだ。

高知市までは4時間近く掛かり一日仕事である。

忘れ物はないか書類に不備がないかと朝から大騒ぎであった。

午前中の検査には間に合わず午後の予約となる。


義父を送り出してから気が抜けたようになった。

同僚も同じらしくまるでのらくら一等兵と二等兵のようである。

仕事は立て込んでいたがそこそこにしか出来なかった。

8月末に購入した運搬車である。検査までなんと長い道のりだったことか。

外注先の工場にお世話にならなければとても無理であった。


義父から無事完了の報告があるのを待っていたが未だ連絡がない。

不備があれば大騒ぎするはずだからきっと大丈夫だったのだろう。


法務局へ行く用事があり2時過ぎに退社した。

こんなに早く帰れるのは久しぶりである。

FMラジオでは「アルフィー」の特集をしており何と嬉しい。

今年は結成50周年なのだそうだ。

昔好きだった人の影響で私もすっかりファンになっていた。


4時前に帰宅。自室で一服してから夫と一緒に「暴れ奉行」を見る。

ラストの悪者を成敗するシーンが好きでたまらない。

決して血の海にはならないのだ。悪者が次々に息絶えて行く。

今の世では考えられないことだが奉行の刀は将軍様から授かった物で

人を殺めても罪にはならないのだそうだ。

その悪者たちはそれぞれに病死とか急死として葬られるのである。


今週はずっと残業続きで帰宅が遅かったので今日はほっとした。

夕飯の支度まで横になることも出来て幸せとしか云いようがない。

毎日そう出来たらこの上ないことだが所詮無理な話だろう。

どんなに疲れても出来ることを精一杯に尽くしたいと思う。



夕方、あやちゃんの担任の先生と保健室の先生が訪ねて来てくれた。

週に一回は必ず来てくれて頭が下がる思いである。

しかし今日も駄目だった。「会いたくない」の一言で済ます。

どんなに宥めてもその意思は固くどうすることも出来ないのだ。

無理強いはいけないと学校からも指示を受けており

本当に申し訳なかったが夫が対応し引き取ってもらった。


昼間は「今日は先生が来るから」と笑顔で話していたらしい。

それがいざとなったら拒否である。いったい何が原因なのだろう。

理解出来ないことばかりで心配ばかりが募るこの頃であった。


娘は今日も6時半に帰宅。あやちゃんには声も掛けない。

「いつまでもこの家には居ないから」と言っていたが

子供達はいったいどうなってしまうのだろうと思う。

一人は引きこもり。一人は鍵っ子にするつもりだろうか。


私達じいもばあも何があっても家族だと思っている。

どれほど蔑まれてもこれほどまでに愛しい者があるだろうか。



 < 過去  INDEX  未来 >


anzu10 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加