ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2024年09月27日(金) ご褒美の生クリーム

朝の涼しさもつかの間。日中は真夏日となり暑さが堪える。

江川崎では34℃を超え日本一の暑さだったようだ。

秋の気配は感じるものの潔くは去れない夏の「迷い」を感じる。

地球温暖化、異常気象と当たり前のように云われているが

季節感の薄れに戸惑うことの多いこの頃である。


出勤前に幼馴染の家へ行き玄関先にカランコエをそっと置いておく。

ご主人も娘さんも居るのだが敢えて声を掛けずに立ち去った。

もう8年目の命日であるがつい昨日のように悲しみが押し寄せて来る。

かつてあれほど泣き崩れたことがあっただろうか。

まるで片腕を失ったような喪失感であった。




義父が居てくれたおかげで仕事が捗り午前中に納車を済ます。

同僚は通院日で午後から休みになっていた。

今週の車検は全て順調に終り肩の荷が下りたような気がする。

明日は一般修理の予約が入っており同僚は忙しくなりそうだ。


義父の姉と妹に当たる伯母たちが来てくれて法事の準備をしてくれた。

母の一周忌と義祖母の7回忌を併修にすることになっている。

明後日のことだが気が気ではなく私もそわそわとしていた。

仕事の片手間に準備は出来ず伯母たちの助けがとてもありがたい。

明日はカーブスを休み私も準備をする予定である。


それにしてもこの一年の何と早かったことだろう。

母はもうこの世に居ないけれど未だに信じられずにいる。

母の夢を見る度に「生きている」と思う。

母の顔も声も鮮明に「この世」にあるのだった。





午後から開店休業状態だったので2時に退社する。

帰り道に平田町のお客さんに車検証を届けに行っていた。

市営住宅なのでもう一人のお客さんも加わりしばし雑談をする。

車のトラブルは全て任せるからと言ってくれて嬉しかった。

「信用」と「信頼」は商売の大切な基本である。



サニーマートで買い物を終えて外に出たら甘い匂いが漂っていた。

移動販売のクレープ屋さんが来ていたのだった。

甘い物は滅多に食べないが今日は何となく食べたくてならない。

頑張ったご褒美だと思い「チョコバナナ」を注文する。


それが予想以上にボリュームがあり驚く。

これでもかと思う程の生クリームであった。

クレープはかぶりつくものらしいが何と食べ難いこと。

Tシャツを汚してしまったが気にせずに平らげる。

胃の中は生クリームでもう勘弁して下さい状態になっていた。

美味しかったがもう二度と食べてはならないと思う。


おかげで夕食は殆ど食べられず胃もたれに悩まされていた。

夫はへらへらと笑うばかりである。

けれどもご褒美は必要。今日は華金ではないか。


やれるだけのことを全うしたのだと思う。

頑張ったのではない。ひたすら生き抜いたのだろう。


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