ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2024年09月16日(月) このやるせなさ

雨のち晴れ。少しも爽やかさはなく今日も不快な蒸し暑さとなる。

汗は尋常とは思えず俯けばぽたぽたと落ちるのだった。


先日彼岸花の話をしたがやはり全国的に開花が遅れているのだそうだ。

なんでも最低気温が20℃を切らないと咲かないらしい。

今朝など27℃で到底無理な話である。


北海道では10℃を切っている地域が多くもう暖房が必要とのこと。

日本は小さな島国だが北と南とでは随分と差があるようだ。

しかし油断をしていたら一気に気温が下がることもあるだろう。

季節の変わり目、体調管理に留意しなければならない。




鶏頭の苗を買い求めに行くこともせず日がな一日怠惰に過ごす。

最低限の家事と食料を買いに行った以外は殆ど寝ていた。

月曜日のお休みは少しも嬉しくなく仕事に行きたくてならない。

生活のリズムが狂ってしまうと精神的にも良くないようだ。

鬱々とどうしようもないことを思い悩むことが多い。

劣等感のかたまりである。認められたい欲との闘いである。


午後4時には目覚め自室にしばらく籠っていたのだが

とにかく煙草の量が半端なく我ながらうんざりしてしまう。

「チェーンスモーカー」なのだ。ひっきりなしに火を点ける。

以前に医師から「吸うことがストレスだ」と言われたことがあったが

それも一理あると思った。まるで鎖に縛られているようなのだ。

かと言って禁煙の苦しさはもう二度と味わいたくはなかった。

愚かな者である。このまま一生救われることはないかもしれない。


短歌は15分程で書けたが随分と陰鬱な短歌になってしまった。

ありのままだとそうなる。希望の光など何処にも在りはしないのだ。


雲ばかり西からの陽を受けながら透明になる午後四時の空

気怠さを紫煙にまかせ廃れいくこの惨めさよこのやるせなさ

夏草が秋の衣を羽織る頃はだかになって我は彷徨う


どんな時もあって良しと発信したが少し後味が悪かった。

果たして私の「イメージ」とはと考えずにはいられない。

感性は廃れ老いは深まりもう手の施しが無いのでないか。

それでいて生きようと必死になってあがいているように思う。


あと20年も生きられるとは思ってもいない。

もしそれが叶えばもはや奇跡ではないだろうか。

書きながら一生を終えられることは私の「夢」であった。





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