曇り日、時おり雨がぱらつく。一日中不快な蒸し暑さであった。
明日も今日と同じような空模様になりそうだ。
一雨ごとにと秋を想うが夏の名残のなんとしぶといことだろう。
エアコン無しではとても過ごせず朝から滝のように汗が流れる。
短い髪はびしょ濡れになりぽたぽたと滴が落ちていた。
昨夜はどうした訳か夜中に何度も目が覚めてしまい
その度に左足がうずきなんとも辛い夜であった。
日中は杖が無くてもあるけるほど回復しているのだが
安静時に痛むのはいったいどうしたことだろう。
いつものように午前四時にアラームが鳴ったが直ぐには起きられず
そのまま二度寝をしてしまいもう四時半になっていた。
夫が気遣ってくれもっと寝るように言ってくれたのだが
詩を書きたい一心で布団から抜け出してしまった。
書きたくてたまらないのに書けないかもしれないと思う。
焦りを感じることは滅多にないのだが今朝は追い詰められていた。
ゆっくりと息をしながらその息を言葉にして行く。
自分でも不思議でならなかったが自然と言葉が湧き出て来た。
走り書きのような詩であったがそれがありのままだと思う。
自分らしさとはきっとそう云うことなのだろう。
朝食後、酷い眠気に襲われ倒れ込むように寝ていた。
だらしないことだが日曜日で幸いに思う。
8時から活動を開始し流しに山積みだった食器を洗った。
洗濯物は外干し出来ず乾燥機のお世話になる。
9時前にサニーマートへ行き駐車スペースを確保した。
今日も一週間分の酒類を買わなければならず
入口に一番近いスペースに車を停める。
今夜は娘達の夕食もありあれこれと頭を悩ませたが
鶏もつ煮の食材、揚げるだけの海老フライ等を買い求める。
鶏もつ煮には葱が必須だが青葱のなんと高いことだろう。
仕方なく白葱を一本買ったがそれも決して安くはなかった。
猛暑が続いたせいだろう。野菜類は驚くほど高騰している。
昼食にはローソンの冷やし中華と助六寿司を食べた。
満腹となりそのまま寝入り込んだのは言うまでもない。
なんと4時間も寝ていたようだ。我ながら呆れ返る。
夫はもっと呆れており「異常ではないか」と心配していた。
気怠さを引き摺ったまましばし自室に籠る。
短歌も書かなければいけないのでなく一心に書きたいのだった。
今日は風景を気にせず思うままに書いてみた。
真っ直ぐでなければいけない理由などなかったのだ今曲がり角
海鳴りが聴こえる町に居た頃は傷つきやすく泣き虫だった
灰色の空に浮かべる夢ひとつ雨ならそうと伝えてほしい
堅苦しさがなく好きだなと思う。たまには己惚れてみなければいけない。
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