ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2024年09月10日(火) ホテイアオイ

真夜中に久しぶりの雨音。明け方にはもう止んでおり

日中も殆ど降らないまま日が暮れてしまった。

一雨ごとに秋らしくなるのではと期待していたが

明日は晴れてまた厳しい残暑になりそうだ。

やはり彼岸までなのだろう。もう少しの辛抱である。


今朝は義父が飼っているメダカの鉢にホテイアオイの花が咲いていた。

一輪だけであったがまるでメダカの学校の先生のようである。

朝からほっこりと心が和む。きっと明日も咲いてくれることだろう。




仕事はそこそこの忙しさであったが資金繰りが苦しく頭を悩ませてる。

10月から開始されるOBD検査のため設備投資が必要であった。

国から3分の1は補助金があるのだが全て支払ってからとのこと。

とにかく先に資金を準備しなければ先に進めないのである。

義父も先日大枚をはたいて運搬車を買ったばかりでとても余裕などなかった。

金庫番の責任は重く「足りない」ではとても済まされないのだ。

いざと云う時のため蓄えている資金はあるのだが

それを使ってしまったらもう経営資金が底を尽いてしまうのだった。

まあ後は何とかなるだろうと思うほど私は楽天家ではなかった。

しかし負けるわけにはいかない。何としてもこの山を乗り越えなければ。



2時半に退社。内科の薬が切れるので病院へ寄り処方してもらう。

薬の量が多いので高額となりけっこう痛い出費となった。

70歳になれば負担額が減るのだそうだ。もう少しの辛抱である。

これほどの薬をと思うがそのおかげで元気でいられるのだろう。

血圧は正常値が続いており精神疾患も今のところ大丈夫だった。


買い物を済ませ4時に帰宅。夫は大相撲中継に夢中である。

「子連れ狼」は録画して翌日の昼間見ているのだそうだ。

私は見ることが出来ず残念だが仕方あるまい。


30分と時間を決めて自室に籠り短歌を書いた。

雨は降っていないのに降っていることにしたりして滑稽である。

雨の光景を目に浮かべながら書くのだ。殆ど妄想に等しい。

当然のようにろくな短歌は書けなかった。

それでも即発信するのだから私も相当落ちぶれたものだ。


けれども「書く」と云う姿勢は誇りに思いたい。

どんなに忙しくてもどんなに疲れていても「書く」のだった。

そんな自分を死ぬまで見守ってやりたい。



限りある命を楯に突き進む例え今日が最後の日でも

めだか鉢ホテイアオイの一輪が師の如く咲く声高らかに

対岸の山を霞めて降る雨はいったい何を隠すのだろう


お粗末でした。


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