ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2024年08月31日(土) 老婆心

台風一過と云うべきか台風騒動一過と云うべきか

久しぶりの青空となり真夏日となった。

今朝は高知県東部に最接近していたが大きな被害はなかったようだ。

現在は潮岬の南東約60キロにあって、時速15キロで東南東へ進んでいるらしい。

次は紀伊半島でその後は能登の被災地方面に向かうようで気掛かりである。

復旧作業が遅れているうえに台風の二重苦はなんとしても避けたい。

勢力はかなり衰え熱低に変わりそうだが今日も大雨の地域があったようだ。

雨雲レーダーを見ていると静岡県は赤く表示されており豪雨に違いない。

難を免れ平穏に暮らすことが心苦しくてならなかった。

どうか一日も早く消滅して欲しい。そうして日本中の平穏を祈るばかりだ。





今日は仕事だったが思うようには捗らなかった。

昨日仕事をしていれば良かったと義父は嘆くばかりである。

休業予定だった部品屋が通常通りの配達をしてくれたのだそうだ。

そうなれば部品待ちの車検整備が昨日のうちに完了出来たはずである。

もう後の祭りのことをいつまでもぶり返すのは義父の悪い癖であった。


可哀想なのは同僚で車検整備の最中に突然の来客がある。

何度途中で手を止めなければいけなかっただろう。

義父は新しい運搬車の整備に夢中なのだった。

来週早々には持ち込み検査で陸運支局まで行かなければならない。

買ったばかりの車なのにブレーキに不備があるのだそうだ。

中古車にはそれなりの盲点があるものだった。


車検が完了するまで退社出来ずひたすら待つ。

どうしても今日中に納車しなければならなかった。

午後4時前にやっと完了。書類を書き終えたらもうお役御免である。

待っている間に煙草を吸い過ぎたのだろう。

また以前のように声が出難くなってしまった。

こればかりは自業自得でどうすることも出来ない。


のど飴をしゃぶりながら帰路に就いた。

娘からメールがあり夕飯は不要とのこと大助かりである。

遅くなったがサニーマートへ寄り夫の好物の「イカ刺し」を買い求める。

私は無性にマカロニサラダが食べたかった。


5時半にはもう夕食である。二人きりはいつものことだった。

娘達は庭でBBQを始めており何かこそこそと焼いている。

窓から様子を見ようとしたら夫に叱られてしまった。

見てはいけないのではなく「見るな」と怒鳴るのだった。


あやちゃんが二階から下りて来たので話し掛けたが

BBQには全く興味がない様子でとても気になってしまう。

娘達はきっと誘うこともしなかったのだろう。

気分屋のあやちゃんのことなので本心は分からないのだが

声さえ掛けてやれば一緒に食べたのではないだろうかと思う。


不登校の原因は未だ分からずおそらく新学期も無理だろう。

めいちゃんはまるで一人っ子のように期待されている。

もしかしたら愛情不足かと思うのは老婆心なのだろうか。

そんなことを口にすればどれほど娘の怒りを買うやしれない。


見守ることはそうそう容易くはなかった。

ただあやちゃんが笑顔を見せてくれさえすればほっとする日々である。


娘達と同居を始めて10年が経ったがあっという間のことだった。

10年後のあやちゃんになんとしても会いたい。




 < 過去  INDEX  未来 >


anzu10 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加