ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2024年08月30日(金) 狐につままれる

いつ襲って来るのかと気が気ではなかった台風だが

夜明けと共に強風が収まり日中は雨も殆ど降らないまま夜になった。

なんだか狐につままれたような気分である。

現在は松山市付近とのこと。次第に高知県東部へと向かうようだ。

幸いにも高知県西部は免れたがどうして他人事に思えようか。

大きな被害が無いことをただただ願うばかりである。


台風から遠く離れた神奈川県等で豪雨による被害があったようだ。

台風自体は衰弱しているのだが強い雨雲が列島を彷徨っている。

これから北上すればまた新たな被害に繋がることだろう。

なんとも気の毒でならないがこればかりはどうしようも出来ない。

地震もそうだが自然の猛威に人は決して敵わないのだ。





山里の職場は臨時休業だったが義父から電話があり

「なかなか台風が来んぞ」と嘆いているような口ぶりであった。

喜ぶべきことなのだが仕事のことが気になっていたのだろう。

出勤は可能であったがとにかく夕方まで様子を見ることにした。

明日は朝から晴れるとのこと。きっと順調に仕事が捗るだろう。

私もカーブスを休み平常通り出勤することにした。


台風が来なければもちろん停電もなく家で穏やかに過ごす。

夫と一緒にまた「銭形平次」を見ていた。

BS朝日で3時からの放送なのだが録画をしており4時から見る習いである。

その方がCMを飛ばせるので良いのだそうだ。

スローライフならと思う。毎日最初から見たい時代劇であった。

主演の村上弘明のすっかりファンになる。私と同い年なのだ。

しかも同じ12月生まれなので親近感がいっそうに増す。



朝からあまりにも静かだったのでけい君は来なかった。

息子が帰宅するまで独りぼっちで本当に逞しく思う。

昼食はどうしているのだろう。ちゃんと食べているのだろうか。

心配していたら「飢えはせんぞ」と夫に笑い飛ばされてしまった。


あやちゃんの機嫌が良く茶の間に顔を見せてくれたのだが

短パンに血液が滲んでいてそっと教えた。

それでも少しも嫌がらずさっさと手当をしたようだった。

夕飯も笑顔のままでなんとほっとしたことだろう。


台風を免れなんと平穏無事な一日だったことか。

それが決して当たり前ではないことをしみじみと感じている。

いつ何があるか分からない世の中であった。

今夜大地震があるかもしれないのだ。


ひとつひとつ丁寧に縫いあげるような日々が続いている。




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