ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2024年08月29日(木) 嵐の前の静けさ

朝のうち少し雨が降ったが午後からは殆ど降らず。

風もさほど強くはなくまさに嵐の前の静けさであった。

台風10号は今朝鹿児島に上陸し九州各地に被害をもたらす。

特に大分の被害が大きく気掛かりでならない(徳さん大丈夫ですか?)

竜巻の被害もあったようで無残な光景を目の当たりにした。

現在は長崎の島原市付近に在り北北東に向かっているようである。

台風の速度が遅いためまだこれから被害が拡大することだろう。

明日は我が身であるがとても他人事には思えなかった。

高知県西部に最接近するのは明日から明後日にかけてのこと。

四万十川もかなり増水しており不安がつのるばかりである。



仕事は平常通り。車検の車が2台入庫しており休業どころではなかった。

幸い雨が止んでくれたので1台は完了し納車を済ませる。

もう1台は部品待ちで仕方なく台風一過まで預かることになった。

工場のシャッターが飛ばされたり屋根が破損する可能性もあり

気か気ではなかったがこればかりはどうすることも出来ない。


今夜はシャッターを閉め切り明日、明後日と臨時休業とする。

どうか大きな被害なく無事に通り過ぎてくれることを祈るばかりだった。




息子が仕事だったので朝からけい君を預かっていた。

随分と背が伸びたこと。顔もきりりっと少年っぽくなっていた。

あやちゃんやめいちゃんと遊ぶのを楽しみにしていたようだが

娘婿が休みだったので二階には一切上がらなかったそうだ。

それも憐れであったが娘婿に気を遣うよりは良かったのかもしれない。


お昼にはマックのハンバーガーを食べたそうだ。

てっきり娘婿が気に掛けてくれたものだと思ったのだが

夫がけい君の分のお金を渡して買って来て貰ったのだそうだ。

けれどもめいちゃん達と一緒に食べることは出来なかったらしい。


他人の子供ではない。れっきとした甥っ子なのだけれど

いったいどのような隔たりがあるのだろうと思う。

肩身の狭い思いを強いられるけい君があまりにも不憫であった。


夕方息子が迎えに来て夕食も食べずに帰って行った。

明日も息子は仕事だそうでけい君を預かることになる。


台風でなかったらいつも独りぼっちで留守番をしているのだそうだ。

猫を飼っているがどんなにか心細いことだろう。

母親に会いたいとは一言も口にしないらしい。


そうして逞しく成長して行くのだと思う。

再来年にはもう中学生だった。どれ程立派になることだろう。



4時には帰宅していたので短歌はそれなりに書けた。


雨雲を確かめながら帰る道ラジオは浜田省吾だったし


夏すみれ折れてしまった庭先で守れなかった我を悔やんで


前触れの風の声聴く遠からず嵐は徒歩でゆっくり進む


※明日の夜もし停電になっていたら日記はお休みします。


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