ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2024年08月27日(火) こぼれ種

台風の影響だろうか風が強くずいぶんと涼しかった。

雨も降らず気温30℃の晴天となる。

しかし油断は禁物だろう。明日は午後から大雨になるそうだ。

進路が今日も少し変わっており何処に上陸するのか分からない。

九州南部から豊後水道を抜けて瀬戸内海を通過するコースである。

高知県西部は直撃を免れそうだが右側になってしまうので

大荒れの天気になりそうである。いったいどれ程の嵐だろうか。

非常に強い勢力とのこと。不安が募るばかりであった。



義父は昨夜12時前に帰宅したらしい。

やはり疲れた様子であったがそれよりも新しい運搬車が嬉しくてならず

朝からずっと眺めておりまるで子供のようであった。

苦労して作ったお米が運搬車に変わったのである。

本当にそれで良かったのだろうかとふと思う。

母が生きていたらどれほど嘆いたことだろうか。



母の初盆のお供えに頂いたゼリーや水羊羹が沢山あり

直ぐ近くの社協のデイサービスに全て寄付をした。

利用者さん達のおやつにと喜んでくれて嬉しくてならない。

こちらは処分のつもりだったが引き取ってもらい本当に良かった。




仕事が一段落していたので3時に退社する。

FMラジオは懐メロでピンキーとキラーズだった。

確か私が小学生の頃に流行った歌である。

懐かしくてつい口ずさんでしまったが知っている人がいるのだろうか。

リスナーは若者が多いのではと思いなんだか複雑な気分になった。


サニーマートで買い物をし4時に帰宅。

「銭形平次」も気になったがまずは日課の短歌であった。

今日は調子が良く1首5分の早業で書き上げる。

昨日とは大違いで今日の短歌は我ながら好きだなと思った。


感性はすっかり廃れているが日によってはっと目覚める時がある。

その時がチャンスなのだがそうそう問屋は卸さない。

元々才能なんて在りはしないのだからそんなもんだろう。

あがいてあがいて崖っぷちに立つしかない運命である。

どんな日もあるが今日はなんだか誇らしくてならなかった。


無花果のほとばしる実を頬張りて母だったのかあの置手紙


手に取れば残り少ない夏のこと欠片に記す名さえ知らずに


こぼれ種いつかの夏の朝顔が芽を出している初秋の庭に




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