ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2024年07月30日(火) 夏すみれ

明け方まで強い風が吹いていたが夜明けと共にぴたりと止む。

日中は今日も猛暑となりうんざりするような暑さになった。

関東ばかりではなく九州も40℃近くまで気温が上がったようだ。

大分県豊後大野市で39.2℃と今日の日本一を記録する。  


昔はせいぜい30℃超えではなかっただろうか。

それが真夏の気温だと誰もが思っていたのだった。

年々過酷な暑さになっている。10年も経てば40℃が当たり前になりそうだ。

エアコンの無い時代、昼寝をするのに母が団扇で風を送ってくれた。

そんな記憶も遠い夏の思い出となっていく。



仕事は今日もエアコン修理。予約なしの突然の来客である。

義父は友人と農機具の展示会に出掛けており留守であった。

お客さんに訳を話し出直してもらおうと思ったのだが

義父が帰るまで待つと言って聞かない。

幸い近くの喫茶店で時間を潰してくれることになり助かる。


午後一時前に義父が帰りすぐさま修理に取り掛かってくれた。

ガスは満タンなので他の不具合が考えられる。

念入りに検査をしやっと故障個所が判明した。

部品は明日入るとのこと。お客さんも納得して帰って行く。


義父は今日も昼食を摂らず一生懸命に働いてくれた。

そのまま畔の草刈りに行くと云うので心配でならない。

それでもまったく苦にする様子も見せず頭が下がるばかりであった。

余程気が張っているのだろう。無我夢中なのが伝わってくる。




3時に退社。車に乗ると外気温が43℃になっており驚く。

少し走ると36℃になりそれが正解なのだろう。

自動車専用道路を時速90キロで走り抜ける。

サニーマートで買い物をし4時に帰宅した。


玄関先の夏すみれがぐんにゃりと弱っている。

今朝水遣りをしてから出掛けたのだが余程陽射しが堪えたのだろう。

水道の水は生温くしばらく庭に打ち水をしてから冷たい水を待った。

「帰宅する我を待ちたる夏すみれ水道の水冷たくなあれ」


しゃっくりのような短歌はまずまず順調であった。

以前のように時間を決めていないのでとても気楽である。

良し悪しは兎も角として自由に詠めるのが愉しい。


自信はないが誇りはある。それは矛盾しているかもしれないが

いかに自分らしさを貫くことではないだろうか。

詩も短歌も好きでならない。それは同時に自分を好きであることに等しい。


どれほど踏みにじられても私は「わたし」を守り続けるだろう。


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