最高気温が36℃を超え猛暑日となる。
江川崎では37℃を超えていたが日本一ではなかったようだ。
朝からもう気温が高く何もしなくても汗が流れる。
肥満のせいだろうか随分と汗っかきになった。
仕事は休ませてもらっていたが気になってならない。
今日は車検整備の他にオイル交換やタイヤ交換の予約が入っていた。
義父が待機してくれていたら良いが同僚一人では大変なことだろう。
おまけにこの暑さである。同僚が倒れるのではないかと心配になった。
私が出社したところで何の手助けも出来ないが心苦しくてならなかった。
臨機応変にと思うがもうすっかり週末の休み癖がついている。
午前中にカーブスへ行っていたが絶不調であった。
とにかく汗が止まらず身体を動かすどころではなかったのだ。
心拍数が異常に高くなっておりコーチにも心配をかけてしまう。
無理は禁物と思い早々と切り上げて帰って来た。
午後は例の如くでひたすら寝る。やはり疲れだったのだろうか
3時頃に目覚めると気分も良くすっきりとしていた。
その勢いで日課の短歌を書き自己満足に浸る。
川向に住むお客さんから電話があり「トマト食べんかよ」と。
「いるいる」と応え車を飛ばし貰いに行く。
お客さんは家の裏庭にある菜園で畑仕事をしていた。
なんと上半身裸である。「暑うてのせんぞ」と笑っていた。
トマトは朝獲れだそうで笊にてんこ盛りである。
「全部持って行けや」と云うので遠慮なく頂いて帰る。
路地の新鮮なトマトの美味しいこと。直ぐに食べたくてならない。
お客さんとはもう40年来の付き合いである。
ご夫婦ともに気さくな人達で大好きだった。
市内の商業施設でイベントがありめいちゃんがダンスを踊るとのこと。
夕方かららしいが娘は何も言ってはくれなかった。
勝手に押し掛ける訳にもいかず何とも寂しいものである。
夫と夕食を食べながら今後の不安などを語り合う。
もしどちらかが欠けた時のこと。それは近い将来必ずあり得ることだった。
私でみれば何とかなるだろうが夫は不安でならないようだ。
「俺はほたられるかもしれん」と言う。
昔は優しかった娘の変わりように戸惑うことがよくある。
会話が成り立たないのだ。なんとそっけないことだろうか。
まるで私達夫婦が居候のようでもあった。
面と向かっては言わないがやはり家族ではないのだろう。
先のことを思い煩うのはよそうと私達は互いを宥めるのだった。
そうしてとにかく長生きをしようねと語り合う。
「おまえは俺より先に死ぬなよ」夫の言葉が胸に沁みる。
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