ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2024年07月12日(金) ダメージの歌

明け方まで雨が降っていたが次第に止み

日中は薄く陽が射す曇り空となった。

大雨注意報が出ていた松山市では城山が崩れ土砂が住宅街を襲う。

未明の事で就寝中の人が多く3人の方が行方不明になっている。

捜索中にもまた土砂崩れがあり救助もままならないようだ。

なんとも気の毒でならずただただ心を痛めるばかりであった。

強い雨雲は北上し各地に被害をもたらしたようだ。

自然災害はどうすることも出来ず想定外のことが起こるものである。

もうこれ以上の災害がないことをひたすら祈るしかない。



仕事はそこそこの忙しさだった。

出社するとトイレの水漏れが直っておりなんとほっとしたことか。

昨日のうちに義父が直してくれたようだった。

雨が止んでいたので畔の草刈りに行く予定だったらしいが

2時間程待機してくれてエアコンが効かないお客さんに対応してくれた。

そのお客さんは私と同じように足が悪く杖を付いている。

「車もいかんがわしももういかん」と弱音を吐くので

「一緒に頑張ろうよ」と励ましたら笑顔を見せてくれた。

皆それぞれに身体の不具合を抱えているけれど

弱気になってはいけないのだと思う。もちろん私もだ。

仕事中はなるべく杖に頼らないように心掛けている。

まともには歩けないがそれもリハビリになっているのだろう。

郵便局のゆみちゃんが「おねえ偉いやんか」と褒めてくれた。




内科の薬が切れそうなので2時に退社し病院へ向かった。

処方箋だけのつもりであったが主治医のO先生が在勤とのこと。

受付の職員さんが「会って行けば」と診察を勧めてくれる。

そうして思いがけずにO先生に会うことが出来た。

心療内科の専門医でもあるので顔を見ただけでとてもほっとする。

血圧も正常。煙草は止めなくても良いので減らしましょうと。

とにかくストレスを感じない生活が一番のようだ。

昨日のショックがまだ尾を引いていただけに気分がとても楽になった。

私は踏みにじられたのかもしれないがもう嘆きはしない。

向かい風に立ち向かって行こうと改めて思う。




帰宅したら夫が「あやが大変だ」と云うので驚く。

どうやら捻挫をしたらしく左足が酷く腫れているのだった。

病院へ連れて行こうとしたが嫌がるので様子を見ていたらしい。

骨折なら激しく痛むだろう。幸いさほどの痛みはないようだった。

娘が帰宅したが明日まで様子を見ることになった。

腫れさえ引いたらきっと大丈夫だろう。


いつものように夫と先に夕飯を済ませたのだが

娘夫婦が晩酌を始めテーブルには孫達の姿がなかった。

余計な事と分かってはいたが娘に訊ねるとなんともそっけない。

家族4人揃ってと思うのはやはりお節介だったようだ。

そんな「カタチ」もあって良しなのだろう。



今週はダメージが大きかったのかあまり元気ではない。

明日から三連休なのでゆっくりと回復したいと思っている。


私はわたしを否定できず在りのままを受け入れたい。

どんな私であっても「わたし」なのに違いない。

見栄やプライドは時には妨げにもなり得るけれど

信じてやらなければ決して前へは進めないだろう。


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