ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2024年07月10日(水) 種あってこその花

曇り日。午後少しだけにわか雨が降る。

久しぶりの雨であったがほんのつかの間のことだった。

気温は30℃程、猛暑は和らいだがとにかく蒸し暑い。


義父は高知市へ出張。また整備振興会の理事会であった。

ネクタイを締めてスーツ姿になるともう農作業どころではない。

役職に就いているので理事会には必ず出席しなければいけないのだ。


工場は車検整備の仕事があったが同僚はえらくのんびりとしていた。

喫煙所で煙草を吸いながらスマホを操作していたので

注意をしたら「たまにはええろう」と口ごたえをする。

「社長元気で留守が良い」なのは私も同じであった。

とにかく肩の力を抜こうと私ものらりくらりと仕事を始める。

農作業の時は突然に帰って来ることがあるが

今日は夜まで帰って来ないことが分っている。


郵便局へ行ったりJAへ行ったりしたが後は手持無沙汰だった。

貧乏性のせいか暇なのが苦痛でならない。困った性分である。

同僚に相談して今日も2時過ぎにさっさと退社した。


サニーマートでゆっくりと買い物が出来たが半額品は一切ない。

やはり早過ぎたのだろう。もう後の祭りであった。

帰宅して洗濯物を畳み終えてから夫と「八丁堀の七人」を見る。

盗賊が12歳位の丁稚の少年を切り殺してしまった。

いくら時代劇とは云えあんまりではないかと怒りが込み上げて来る。

血を流さないドラマだと思っていたのでとてもショックだった。

盗賊は全員お縄になり一件落着となったが死んだ少年は還らない。





例の同人誌への参加を断ることに決めたが

今のところメールも届かないのでそっとして置くことにする。

狡い性分なのだろう言い訳ばかり考えているのだった。

このままこの話は無かったことになればどれほど助かるだろう。


ふと思いついたのは短歌を掲載してもらっている同人誌のこと。

私の詩は「詩ではない」と三下り半を押されてからもう3年が経った。

悔しさをバネには出来なかったかもしれないが

私は私なりに成長できたのではないだろうかと思う。

今月末が締め切りなので一度相談してみようと思い始めている。

駄目で元々なのだ。一生駄目でも私は嘆きもしないだろう。


私は花にはなれないけれど毎日種を蒔き続けている。

雨が降れば恵みの雨と天を仰ぎ猛暑の陽も受け止めて来た。


花でもないくせにとは決して言わせない。

種あってこその花ではないだろうか。


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