ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2024年07月07日(日) 私の居場所

七夕の日に晴れるのは珍しいのではないだろうか。

かつては梅雨の最中で雨の日が多かったように思う。

若い頃のように浪漫を追い求めることもなくなり

ああ七夕なのかと漠然と思う。随分と醒めてしまったものだ。


連日の猛暑日。今日は昨日程ではなかったが暑いものは暑い。

静岡では40℃と危険な暑さだったようだ。

体育館でバスケの試合中だった中学生が3人も救急搬送されたらしい。

とても他人事には思えず明日は我が身のように思う。

十分に注意していても熱中症になり得る。特に高齢者にはリスクが大きい。




今朝は夫が「もう冷やし中華が始まっちょるろう」と

すっかり意気投合しお昼に「一風」へ行くことになった。

夢にまで見た冷やし中華である。わくわくと楽しみでならない。

特に一風の冷やし中華は具沢山でとても美味しいのだ。


10時40分に家を出る。11時の開店と同時に入店した。

同級生のなっちゃんが働いており会話が弾む。

「お待たせしました」と運ばれて来た冷やし中華を見て

一瞬おや?と違和感を感じた。昨年までとは具材が変わっているのだ。

焼豚やイカ、海老などの代わりにハム、胡瓜、メンマが載せてある。

悪く言えばごく普通の冷やし中華であった。

けれどもどうして文句が言えよう。味は変わらず絶品である。

おそらく物価高騰のあおりを受けて具材を変えてしまったのだろう。

値上げをせずに提供するには仕方ないことなのだと思う。

改めて飲食業の苦労を思う。いかに満足してもらうかが要であった。

支払いをしながらなっちゃんに「また来るけんね」と告げて帰る。




帰宅するなりまた例の如くで長いお昼寝となる。

3時半には目を覚まししばし二階の自室にこもり短歌を捻る。

それしても暑いこと。部屋の温度は35℃を超えていた。

一時の事と思いエアコンを我慢していたので汗だくになってしまう。

そんな環境でどうして納得のいく歌が詠めるだろうか。

三首ともろくなものでなくなんだかむしゃくしゃとしてくる。

暑さのせいにしている自分に少し腹が立った。


今日は例の同人誌の主催者の方から通知が届いており

とにかく一度読んでみなければ何も決められないことを伝えた。

もしやと思いアマゾンで検索したら在庫があり即購入する。

参加者の方々の詩を読めば少しは心が動くかもしれない。

しかし未だに戸惑っておりなんだか不安でならなかった。


私には居場所がないのかと自問自答する。

ネットの世界を彷徨い続けている塵のようなものなのかもしれない。

塵も積もれば山となるが、その山を見ずに最期を迎えることもある。


いったい私は何処に向かっているのだろう。

平原が続くばかりで一向に山は見えなかった。


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