ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2024年06月18日(火) 心で書く

夜明け前まで強い雨が降っていたが次第に止み

日中は雲間から薄く陽射しがこぼれていた。

午後7時、今は西の空に夕焼けが見えている。

明日は朝から晴れるのだろう。また厳しい暑さになりそうだ。


強い雨雲は北上し静岡県などに豪雨をもたらしたようだ。

高知県は幸い雨の被害はなかったようだが

東部の田野町では竜巻と思われる突風が吹き荒れ

家屋の屋根が飛んだりビニールハウスが潰れたらしい。


田野町は中学時代を過ごした海辺の小さな町である。

古い友人も多いが敢えて誰にも被害状況を訊くことはしなかった。

薄情なのかもしれないが今更と云う気持ちが大きい。

皆それぞれに家庭を持ち日々の暮らしに精を出しているのだろう。

もし被害に遭っていてもお見舞いを伝えるほど今は親しくはなかった。

反対の立場であってもきっと同じことだろうと思う。





仕事はぼちぼちの忙しさ。今朝も義父が居てくれてほっとしたが

トラクターの部品が届いたそうで修理に夢中になっていた。

車検が2台完了していたが「まあちょっと待て」である。

幸いどちらも急ぎではなかったので明日の納車にすることにした。

田舎あるあるである。ディーラーのような一日車検は到底無理である。


今日もお昼休みを取らず。義父は昼食も摂らずに頑張っていた。

机に突っ伏して少し仮眠をと思ったがそれも気まずくてならない。

いつものように短歌は詠めたが悲哀に満ちた三首となる。

老いて行くせつなさ。儚いいのち。どうして朗らかになれるだろう。

私は決して無理に微笑むことをしない。それが私だからだ。


詩もそうだが短歌も心で書いている。

これだけは誰にも負けない私の「ほこり」であった。

同時にそれは無名だからこそ出来ることだと思っている。

詩人になる気も歌人になる気もない。私以外の何者でもないのだ。


老いれば死に近づくばかりだがいつまでたってもそれが怖ろしい。

いったいいつになったら「もう十分に生きた」と思えるのだろう。


詩集もない歌集もない。けれども私には「こころ」がある。



追伸:血圧は少し落ち着きました。明日も明後日も私は続くでしょう。

   ご心配をおかけしました。


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