ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2024年06月19日(水) 手抜き祭り

今朝は18℃ほっとするような涼しさだった。

しかし日中は30℃の真夏日である。

温度差のなんと激しいことだろうか。

これからは朝の涼しさは期待出来ないが

日中は35℃を超す猛暑日になるに違いない。

熱中症で亡くなる約半数の人が屋内でのことなのだそうだ。

特に高齢者はエアコンを節約し水分もあまり摂らないらしい。

それもトイレが近くなる単純な理由からであった。


あれはいつの夏だったか息子に酷く叱られたことがある。

かなり暑い日だったが夫と二人で扇風機で涼を取っていた。

まだ我慢できると思っていたのだがそれが大間違いとのこと。

息子に「おとうもおかあも死ぬぞ」と怒鳴られたのだった。

あれ以来我が家ではなるべくエアコンを点けることにしている。

今年はまだ点けていないがそろそろそんな時期なのだろう。

特に梅雨の時期は除湿だけでも良いと思う。

電気代は嵩むが何よりも命を守らなくてはいけない。




仕事は今日も糞詰まり状態だった。もう焦ってもしょうがない。

梅雨の晴れ間も今日までとのこと。明日の午後から雨続きになりそうだ。

義父の精神状態は異常な程に高ぶっている。

トラクターは直ったが今度は田んぼの除草作業であった。

おまけに明日は田植えをするらしい。その段取りもしなければならない。


お昼には帰って来たがまた直ぐに出掛けるとのこと。

「腹が減って死にそうな」それもそのはず朝食も食べていないのだった。

少しでも休むように言い聞かせ近くの地場産店へ走る。

義父の好きなお稲荷さんがあって良かった。

余程空腹だったのだろう犬のようにガツガツと食べていた。


「終わったら車検をせんといかんな」そう言い残して田んぼへ行く。

その目まぐるしい姿を見ていると可哀想でならなくなった。

いくら社長とは云えもう二足の草鞋を履く歳ではないのだ。


3時前に帰って来たが丁度エアコン修理のお客さんが来ていて

同僚に代わり義父が故障個所の診断をしてくれて助かる。

お客さんは90歳の高齢者でとても安心したようだった。

故障の原因が分かったので部品の手配をし後日入庫してもらうことに。

さすが義父だなと思った。エアコン修理では右に出る者はいない。


「いかんな、もう時間がない」私の退社時間が迫っていた。

義父もまだ田植えの準備をしなければいけないようだった。

明日は駄目でも明後日がある。「なんとかなるけん」と義父に伝える。

お客さんには迷惑を掛けるがそこは私がフォローしてみせよう。

催促があればその時のことだ。出来ないものはしょうがない。


3時半に退社。気を揉んだせいかどっと疲れが襲って来る。

とにかく肩の力を抜かなければとそればかり思っていた。

サニーマートへ着くとお総菜売り場に直行する。

揚げたてのきびなごの天婦羅と野菜のつくね巻を買った。


4時半に帰宅。大量の洗濯物を畳み終え10分ほど横になった。

さすがにお惣菜だけではと思いニラ玉と胡瓜のサラダを作る。


6時に娘が帰宅。「手抜き祭りで〜」と私が言えば

「手抜きでええがよ」と娘が言ってくれてほっとした。

あれもこれもと頑張り過ぎてはいけないとつくづく思う。

決して無理をせず出来ることだけにしなければいけない。


まだまだこれからなのだ。くたばるわけにはいかない。

いっぱいいっぱいだとしても「隙間」は必ず出来る。




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