午後から薄雲が広がったが概ね晴れ。
真夏日の一歩手前となったが風のおかげでさほど暑さを感じなかった。
しばらくは晴天の日が続くようで梅雨入りが例年になく遅れるそうだ。
大雨や豪雨の心配があるとのこと。なんだか不安でならない。
不安と云えば今朝は目覚めるなり地震があった。
また震源地は豊後水道で前回ほどの大きな揺れはなかったが
ひしひしと得体の知れない物が襲って来るような危機感を感じる。
台風もまた発生するだろう。豪雨、地震と鎮まることを知らない。
なんとしても身を守らねばならないがつい立ち竦んでしまう。
漠然とした不安は恐怖としか云いようがない。
仕事は休みであったが急きょ出勤となった。
カーブスを終えるなり山里の職場に向かう。
納車が2台あり1台はお客さんを迎えに行く約束をしていた。
義父は田んぼの除草。同僚は車検整備に忙しい。
お客さんは今は亡き友人の息子さんだった。
もうすぐ25年目の命日が近づいている。
50歳を過ぎたばかりの息子さんはお父さんにそっくりになった。
声もよく似ていてなんだか友人が生き返ったように感じる。
車中でとにかくよくしゃべる。それも愉快なことであった。
もう25年もの歳月が流れたことが未だに信じられない。
お葬式の時、私は立ってはいられないほど泣きじゃくった。
後にも先にもあれほど涙を流したことはなかっただろう。
魂は永遠だと信じている。きっとまた巡り合える日が来るのに違いない。
もう1台の納車を済ませ少し残りの事務を終え2時に退社。
帰り際に義父が汗びっしょりになって帰って来た。
空腹だが今朝ご飯を炊き忘れたそうで何も食べる物がないと云う。
あまりにも可哀想で急いで近くの地場産店へ走った。
ちらし寿司とお惣菜を買って来たら義父が喜んでくれほっとする。
「食べたら少しでも休んだよ」と言うと
「そんな暇はない草だらけじゃ」と言い返された。
おそらく日が暮れるまで除草作業をしていたことだろう。
熱中症の心配もありはらはらとするばかりである。
買い物を済ませ3時に帰宅。そのまま寝入り込んでしまった。
まだ扇風機は出していないが開け放した窓からの風が心地よい。
夕飯は「すき焼き」夫が子供みたいに喜ぶ。
そろそろ食べたいなと思っていたのだそうだ。
ラッキーなことに窪川牛が3割引きだったので4パック買って来ていた。
あやちゃんも大喜びで笑顔を見せてくれてなんとも嬉しい。
そのあやちゃんが先ほど珍しく私の部屋に入って来て
「おばあちゃんは毎晩何を書きよるが?」と訊いてくれる。
「おばあちゃんはね毎晩日記を書きよるがよ」と応えると
「あやのことは書かんとってね」と釘を刺されてしまった。
ごめんねあやちゃん。今までもいっぱい書いてごめんね。
閲覧数は極めて少ないが公開されていることを忘れてはならない。
けれども私は数少ない読者の皆さんを心から信頼している。
その信頼あってこその「ゆらゆら日記」ではないだろうか。
私が日々を暮し私が生きている。
どんな日もあるけれどこれからも見守って欲しいと願ってやまない。
|