ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2024年05月09日(木) 優しいのど飴

今朝は5月とは思えない程の冷え込みとなる。

全国的に冷え込んだようで北海道では氷点下の処があったようだ。

日中は23℃まで気温が上がり過ごし易い一日となる。

それにしても寒暖差が激しく体調管理が大変であった。


今思えば真冬の寒さをよく乗り越えたものだと思う。

暖冬とは云え雪の日もあり厳しい寒さだった。

入浴中に死ぬのではないかと怖くてならなかったお風呂も

案ずるより産むが易しだったのかいつの間にか乗り越えている。

生命力と云えば大げさだが寒さに負けなかったのだろう。

これからは真夏の暑さとの闘いである。気を強く持たねばならない。




週一のリハビリを楽しみに3時前に退社した。

予約時間よりも早く着き過ぎたが直ぐに名前を呼ばれる。

マッサージは意識が遠のくほどに心地よい。

うっとりと目を閉じると窓からそよ風が吹き込んでくる。

女性の療法士さんは無口だがその分施術に集中しているのだろう。

今日も完璧であった。痛みは楽になり杖を付かなくても歩ける。


医師の診察がある日だったので廊下の長椅子に腰掛け待っていた。

いつもは30分も待てば名前を呼ばれるのに今日の遅いこと。

途中で突然咳き込み始めて焦った。例のしつこい咳である。

周りの人達に迷惑をかけてしまうので困り果てていたら

隣に座っていた70歳位の男性が「これを舐めてみいや」と言って

のど飴を手渡してくれてなんと嬉しかったことだろう。

おかげで咳は直ぐに治まり気分も楽になった。

その男性もよく咳が出るので常にのど飴を持ち歩いているそうだ。


一時間待ちやっと名前を呼ばれる。その男性の次だった。

膝にヒアルロン酸注射をするのだそうだ。「めっそに痛いぞ」と言う。

毎週木曜日に来ているらしく「また会おうな」と別れる。

私ものど飴のお礼をしっかりと言えて良かった。


薬局で骨粗しょう症の薬を受け取ったらもう5時を過ぎていた。

娘と相談のうえ今夜は夫と二人分の夕食で良かったので助かる。

ビールを切らしていたので大急ぎでサニーマートへ行く。

お総菜売り場で鶏南蛮とサラダの盛り合わせを買った。

それから鮮魚売り場で鰹のタタキを一人前だけ買う。


帰宅したら夫は入浴中だった。ぎりぎり晩酌に間に合いそうだ。

なんと忙しない一日だったことか。取り合えず自室で一服する。

夕食後にやっとSNSをチェックすることが出来た。

気になっていたのは今日の短歌である。

お昼休みに書くことが出来ず帰宅寸前に書いたものだった。

それもぎりぎりでなんとか間に合ったシロモノである。

当然ながら駄作であるが自分ではまずまずと思っていた。

私の自惚れはとてつもなく大きいのが自慢でもある。


反応は決して評価ではない。「見ましたよ」の「いいね」が多い。

たまに短歌を志している人からあるととてもほっとするのだった。

最善なのは反応を気にしないことだ。分かっていても気になってしまう。

いい歳をした婆さんなのに子供みたいなところがある。

「ねえねえ、これ書いたよ見て」「あらまあ上手に書けたわね」


世間はそうそう甘くはないが私はまるで蜜蜂のように飛び交っている。

一度甘い蜜を吸ってしまうと他の蜜では満足出来なくなるのだ。


もっともっと苦い思いをしなければならない。

それが一番自分の為になるだろう。


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