ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2024年04月13日(土) ホトトギスの初音

薄曇りであったが気温が高くなり初夏のような陽気となる。

長袖では暑いくらい。かと云ってまだ半袖は着れない。

表現が間違っているかもしれないが年寄りの冷や水になるだろう。


夜明け前に微かにホトトギスの鳴き声が聞こえた。

毎年燕よりも遅れて渡ってくるのだがもうそんな季節なのか。

日本では夏鳥である。寒さを感じるようになれば南に渡って行くそうだ。

暗闇からその鳴き声がするとなんとなく不気味ではあるが

私は好きである。待ち侘びていただけに今朝は嬉しかった。




今朝はNHKで8時45分から中島みゆきの歌番組があった。

SNSでその情報を知りなんとしても見たくてならない。

歌番組をあまり好まない夫であったが渋々ながら一緒に見てくれた。

「中島みゆきは何歳だ?」と訊くので「あんたと同い年よ」と教える。

最後まで見終わった夫が「ええ歌ばっかりやったな」と言ってくれた。

そうして「今の若いもんの歌よりずっとええぞ」と絶賛してくれる。

私はデビュー当時からの大ファンなのでそれが嬉しくてならなかった。

可笑しい話だけれど自分が褒められたような気がしたのだった。


それからサニーマートへ買い物に。今夜は「すき焼き」に決まっており

半額の白菜やお豆腐も見つけてルンルン気分である。

牛肉は輸入肉が無く仕方なく窪川牛を買ったが2パックで2千円は痛い。

けれども家族の喜ぶ顔が見られたらこの上ない幸せであった。


お次はカーブスへ行き心地よく汗を流す。

脂肪が燃えているらしいがその実感はまったく無いに等しい。

新人コーチの挨拶もあったがどうにも頼りない。

直感で「これはすぐに辞めるな」と思った。

とにかくコーチの入れ替わりが激しいのだ。

仕事自体は楽しそうだがおそらくノルマがあるのだろう。

一番長いコーチで2年。辞めてしまったコーチは数え切れない。





明日は姑さんの7回忌なのでお墓掃除に行かねばならなかった。

お墓はお寺の裏山にあり私の足では到底無理な話である。

夫や義妹にも辛くなり足が遠のくばかりであった。

地区で一番古い納骨堂でもありその老朽化は半端ではない。

けれども荒すわけにはいかない。それは当然のことである。


今日は夫と義妹に娘とめいちゃんも加わり掃除に行ってくれた。

めいちゃんが大活躍したと聞きなんと頼もしいことだろう。

おかげで明日は滞りなく7回忌の法要が出来そうである。


私はおそらくもうお墓参りにも行けないだろう。

心苦しくてならないが仕方ないことだと思う。

もし行くことがあればそれは私の納骨の時である。

そうしてそこで永遠に眠るのだがそれも侘しいものだった。

それならばいっそのこと四万十川に散骨してはくれまいか。

今までそんな例がないのなら私が最初になってもかまわない。

そんなことをふと思った。季節は秋よりも春がいい。


日々のことをひとつひとつ数えるように過ごしている。

与えられた定命が尽きるのはいったいいつのことだろうか。


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