ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2024年03月30日(土) 桜が満開になった日

晴れのち曇り。今日も汗ばむ程の陽気となる。

市内の桜の名所「為松公園」では桜が満開になったそうだ。



さすがにもう冬物の服は着れなくなってしまって

今朝は春物を引っ張り出して着てみたがなんと不格好なこと。

この一年で体重が8キロも増えてしまったのだ。

ダイエットもすっかり諦めてしまったので体重は増える一方である。

今日はなんとか凌いだが明日はいったい何を着れば良いのだろう。

昼食を食べ過ぎてしまいまるでお相撲さんのような姿であったが

意を決して市内の衣料品店へ買い出しに行っていた。

「しまむら」へ行けば安いが品が悪く長持ちしないのが難点だ。

体型をカバー出来るベストのような物を二着買い

ゆったりサイズのおしゃれTシャツを二着買った。

総額一万円を超えけっこう痛い出費となる。

けれども背に腹は代えられない。これで少しは恰好が付くだろう。


日々醜態を晒していてもうかつての面影もなくなった。

年齢を重ねると次第に痩せてくるらしいが私には当てはまらない。

小食にもなるらしいがとんでもないほどの大食いである。

だからと云ってなんとかしなければとはもう思わなくなった。

なるようになるだろうと開き直っているような気もしている。

幸か不幸か太っているおかげで顔の皴はあまり目立たない。

全体にむちむちしていてふっくらと可愛らしいのかもしれないのだ。




娘の働いているセリアが明日で閉店となるため

在庫商品すべてが半額と知り様子を見がてら買物に行って来た。

商品は少なくなっていたがお客さんのなんと多いこと。

娘はレジに居たがひっきりなしに清算をしていた。

台所商品を8点ほどカゴに入れレジに行ったら娘の機嫌が悪かった。

「なんで来たの」と言わんばかりである。

他のお客さんには笑顔で接しているのに私には愛想が悪い。

これではまるで邪魔者扱いではないかと思ったが

腹が立つどころかなんとも切なくてならなくて涙が出そうになる。


高卒で就職試験に2度も失敗し途方に暮れていた娘に

アルバイトで良いから働いてくれないかと声を掛けてくれた人がいた。

娘も就職が決まるまでと思って気軽に勤めるようになったのだった。

それから25年目の春である。娘はもうアルバイトではなかった。

正社員となり副店長にまでなった。結婚もし子供にも恵まれたのだ。


娘にとってはとても縁の深い職場だったのだと思う。

沢山の出会いもあり何よりもずっと笑顔の日々だったことだろう。

最後には「閉店」となり世間の荒波に呑み込まれてしまうが

娘の心の内を思うととても言葉に出来ないような寂しさがあった。


さっちゃん長いことご苦労様。いっぱいいっぱい頑張ったね。

母はそんなさっちゃんを誇りに思っています。

明日もうひと踏ん張りしたらしばらくはゆっくりと休もうね。


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