2023年05月16日(火) |
そっとしておいて欲しい |
最高気温が29℃まで上がりほぼ真夏日となる。
江川崎では31℃を超えていたそうだ。
明日は今日よりも暑くなるらしい。
異常気象とは思えずもうそんな季節なのだろう。
今は心地よい夕風に吹かれながらこれを記している。
今朝は詩に行き詰まる。一昨日K子さんから伝えてもらった言葉が
気になってならず思うように書けなかった。
「自己への語りであり内省」私はずっとそうして来たのだった。
自分以外の誰に語り掛ければ良いのだろうと途方に暮れてしまう。
あがいた挙句に「きみ」を連れて来た。
特定の誰かを指すのではなくあくまでも自分以外の者を指すのだ。
結果、とても詩とは呼べないような駄作となってしまった。
そうしたら今朝もK子さんからコメントがあり
「きみ」とはいったい誰か?と言う。
どうやら過去の人であってはいけないような口ぶりであった。
「きみ」はきみ以外の誰でもないと私は思う。
とにかくそこに私は居ない。居てはいけないのだと思っていた。
書きたいように書けないのはとても虚しい。
たとえ欠点だらけの詩であっても私は私の詩を書きたくてならない。
「そっとしておいて欲しい」とはとても言えなかった。
SNSで詩を発信している以上避けられない宿命のようなものなのだ。
「ニコチネル」6日目。何度胸に手を当てたことだろう。
貼っている実感が全くないので確かめては自覚するしかなかった。
午前中は全く仕事に集中出来ない。苛々するのではないけれど
なんとなく落ち着かず気分が散漫とするのであった。
喫煙所にはもう同僚の煙草は置いていなかった。
昨日頼んで置かないようにして欲しいと頼んだのである。
とにかく子豚に煙草を見せてはいけない。
しかしお昼前にどうしても我慢が出来なくなり一本だけ分けてもらった。
子豚に反省の色は見えずなんとふてぶてしいことだろう。
禁煙日誌には正直に記した。離脱症状のレベルは今日も5である。
自分を責めることをしなくなったので精神的には楽であるが
やはり多少の罪悪感はある。それを自分で無理やり赦そうとしている。
次回の診察日は8日後であるが果たして医師の反応はどうだろう。
叱られるかもしれないが私はありのままでいたいと思っている。
昨夜はこの日記を書き終えてから隣室の子供部屋をノックして
あやちゃんに「おやすみなさい」が言えた。
あやちゃんは背中ではなくちゃんと振り向いてくれて
「おやすみぃ」と言ってくれて嬉しかった。
一日一言で良いのだと思う。今夜もそうしてみようと思っている。
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