曇り日。気温があまり上がらず肌寒い一日となる。
今朝山里へ着いたら義父が「田起こし」をしていた。
職場のすぐ近くの田んぼでトラクターの音が勇ましく響く。
私は稲作にあまり詳しくないが田起こしをしてから水を張るらしい。
水を張ればすぐ田植えかと思いがちだがその前に「しろ掻き」をする。
それもトラクターで泥田の中を走り回るのだった。
以前に聞いたことがあるがしろ掻きをせずに稲を植えてしまったら
雑草だらけの田んぼになってしまうのだそうだ。
今でこそ機械化されているが昔はどれほど大変だったことだろう。
子供の頃祖父の家では牛を飼っていたことを微かに憶えている。
残念ながら完全禁煙は出来なかったが「ほぼ禁煙」は出来たようだ。
「ほぼ」とはとても曖昧であるが子豚的には上出来だと思う。
同僚のドラえもんはやはり新しい煙草を買って来ていた。
けれどもそれをポケットには入れず車の中に置いてあると言う。
それがとても助かった。とにかく子豚に見せてはならないのだ。
今日こそはと意を決してひたすら我慢と辛抱をする。
11時頃だったろうか、我慢の限界となり喫煙所に行ったら
同僚のラッキーストライクが3本だけ置いてあった。
それを吸っても良いのかもしれないと勝手に解釈してしまったのだ。
見て見ぬふりをしてくれたのだろう。同僚は何も咎めずにいてくれた。
とにかく吸いたいだけ吸うことだけからは逃れられたと思う。
それは子豚にとってそれなりに大きな成果であった。
以前にも言ったけれど絶対に禁煙しなければいけないのではない。
それも一気にゼロにしてしまうのは並大抵のことではなかった。
少しずつ減らしていくことはきっと出来るのではないだろうか。
「出来ない」と諦めてしまわないことだ。
何事もやってみないと分からないことだから「挑戦」するのである。
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