ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2023年04月09日(日) 我慢と辛抱

今朝は気温が3℃と真冬並みの寒さとなる。

暖かさに慣れていた老体にはいささか厳しかった。

日中は穏やかに晴れ暖かくなりほっと空を仰ぐ。



県議会議員の選挙で投票を済ませてからプチドライブへ。

今日は窪津経由で足摺岬まで行っていた。

窪津は遍路道になっており10名ほどのお遍路さんを見かける。

外国人女性のお遍路さんも歩いていて金髪がとても綺麗だった。


足摺岬には思いがけず観光客が押し寄せていて驚く。

駐車場には県内ナンバーの車が多く皆さん近場の方なのだろう。

自分たちもそうだけれど足摺岬は気軽に立ち寄れる場所であった。


海は凪いでいて真っ青に輝いていたが岬の灯台までは行けなかった。

夫が「その足では無理だろう」と車を停めようとしない。

38番札所の金剛福寺も同じく頭から却下されていた。

私は杖を頼りに歩いてみたかったが夫に無理は言えなかった。

これからも出来ないことが多くなるのだろうなと少し侘しく思う。


土佐清水市内のほっかほか亭で「鶏そば弁当」を買い求める。

私はほか弁のメニューではこれが一番の好物だった。

海の見える丘のような道端でガツガツとむさぼるように食べる。

夫が食べ残した焼きそばもぺろりと平らげてしまった。

一気に愉快になる。これはほか弁を食べるためのドライブだったのだ。





子豚的には良き気分転換となり精神的にも楽であった。

とにかく家でくすぼっていてはいけないのだと思う。

暇であってもいけないのだ。ついつい煙草を吸いたくなってしまう。

午後はひたすら寝ていたが寝てさえいれば煙草のことを忘れている。


一番辛いのはまさに今で寝酒の焼酎を飲んでいる時だった。

喫煙経験のある人なら理解できると思うが

アルコールが入ると無性に煙草が吸いたくなってしまうものだのだ。

それならば飲まなければ良いと誰もが思うかもしれないが

私の場合は寝酒を飲まないと眠れない難点がある。

アル中だとは自覚していないがおそらく依存症なのであろう。

まあとにかく何から何まで中毒化しているのは認めなくてはいけない。


辞書で「我慢」を調べたら耐え忍ぶこと、堪えること、辛抱すること

それは言われなくても分かっていることだけれど

それを実行することは並大抵のことではないのだと思う。


我慢できないことは罪だろうか。赦されないことなのだろうか。


子豚はまだ絶望はしていない。きっと救われる日が来ると信じている。


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