ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2023年03月06日(月) 転ばぬ先の杖

息ばかり何処に向かっているのやら心はいつも手探りのまま


いったい何を信じていいのか

分からなくなる時があるのだ



雲を掴むようなことだと

誰かが言っていたけれど



触れてみたいと思った

たとえ消えてしまっても

確かに存在するのだろう



生きてさえいれば

辿り着く場所がきっとある





すっかりマンネリ化してしまった。

自分でも分かっているのだけれどどうすることも出来ない。

このまま書き続けていても良いのだろうか。

いったい私は何処に辿り着くのだろう。




二十四節気の「啓蟄」土の中で眠っていた虫たちが動き出す頃。

季節はもうすっかり春となり暖かな陽射しが降り注ぐ。


今朝は国道沿いに白木蓮が咲いているのを見つけ嬉しかった。

ここ数日の間に一気に咲いたようだった。

手のひらをそっと合わせたような蕾が私はとても好きだ。




このところ足の痛みが酷く思うように歩けずにいる。

どうやらストレッチの効果は出ておらず反対に悪化しているようだ。

今日はあまりの辛さに杖を買おうと思い立ったけれど

何処に売っているのだろうよく分からなかった。

帰宅して夫に訊いたらホームセンターに在るだろうと言う。

早速明日行ってみようと思っている。



白髪を染めるのを止めたのですごい髪になっている。

その上に杖を付いて歩けば10歳は老けて見えるだろう。

それでも良いかなと思うのだ。体裁よりも大切なことである。

「転ばぬ先の杖」と云うではないか。用心に越したことはないだろう。

もし転倒すれば確実に骨折するだろうと思われる。


手術は10年後と決めていたけれどそれまで持つだろうか。

そう思うと不安でいっぱいになってしまう。

私はいったいどうなってしまうのだろうと考えてばかりいる。


「歩く」ことがどれほど有難いことかしみじみと感じている。

二本の足があるのだから当たり前のことだとずっと思っていた。

まさか歩くのが困難になる日が来るとは夢にも思っていなかったのだ。


「頑張れ、頑張れ」そう声を出しながら歩いている。

とにかく一歩を踏み出して行かなければいけない。


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