書けないと呟いてみる夜明け前書きたい私が彷徨っている
いつものように4時に目覚めたが何も書けず悶々とするばかり。
制限時間は4時50分まで。文字数は140文字である。
4時半までに短歌が書けなかったらまず無理であろう。
焦りと苦しさ。なんだか崖っぶちに立っているような気分になる。
決して書かなくてはいけないのではない。
ただ書きたくてたまらないだけなのだった。
思うようにいかない日は潔く諦めるようにしているけれど
すっきりとはしない。こころの奥で何かがくすぼっているのを感じる。
椎名誠のナマコシリーズを全て読み終え今は赤マントシリーズを読んでいる。
とにかく面白くてたまらない。堅苦しさが無いのでとても気楽だった。
書くことが大好きというだけあって楽しみながら書いているのが分かる。
私もこんなふうに日々を綴れたらどんなに良いだろうかと思う。
洗いざらい包み隠さずが理想ではあるがそうは問屋が卸さない。
以前のように孫達のことや家族のことはあまり書けなくなってしまった。
それも寂しいことではあるがやはり家族を守らねばならない。
「公開されている」それを一番の念頭に置くべきなのだろう。
自分のことはいくらでも書ける。恥も外聞もない。
先日来の禁煙日記などどれほど愚かなことだったろうか。
禁煙に成功しある意味もうネタ切れになってしまっている。
それでも生きてさえいれば日記は書けると言ったのは私であった。
明日がどんな一日になるのやら分からない。
それでも私は書くだろう。ありのままの自分の姿を見つめながら。
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