冬の背にかける言葉が見つからずこのままそっと君と別れる
別れ道までもう少し
無言のままで歩いている
君の背は広く逞しく
勇気のように見える
私は春に似ているらしい
やわらかな蕾を胸に抱き
誇らしげな顔をしている
君は何処に向かうのだろう
季節の掟には逆らえず
真っ直ぐに前を向いている
書けるには書けたが上出来とは言い難い。
私の短歌は擬人化だと以前ある人に教えられたことがある。
たとえばこの短歌だと冬が君になっており人であるかのようだ。
それはそれで良しとしてなんだか自分に酔っているように感じる。
こういうのをナルシストと云うのだろうか。よく分からないけれど。
分からないことを書いてはいけないがもう書いてしまった。ごめん。
今週は仕事が暇で退屈極まりなかった。
同僚や義父は忙しそうにしていたが私だけする仕事がなかったのだ。
ついつい早弁をしてしまったりこっそりと本を読んだりする。
今日は村内巡回と称してぶらりと車で出掛けてみた。
毎年楽しみにしている梅の花がぽつぽつと咲き始めていた。
誰かに会いたくてならない。世間話でも何でも良いのだ話をしたい。
人恋しい季節でもないのにどうしたことだと不思議でならなかった。
そうかと言ってコミュニケーションは苦手である。
とくにSNSではなるべく避けたいと思っている。
「今日もよろしく」とコメントを下さる方には申し訳ないが
いったい何がよろしくなのか分からない。
顔も知らない名前も知らない人と何をよろしくすれば良いのだろうか。
私は変わり者なのだとつくづく思うことが多い。
幸い頑固者ではないようだが偏屈なところがあるようだ。
人並みではないところが私の良いところなのかもしれない。
昨日から一気に得票数が減りランキングが下がり始めた。
つかの間ではあったが良き夢を見させてもらったと感謝している。
やがてはまた落ちぶれていくだろう。
どれほどもがき続けるかそれが見ものである。
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