冷たさはあとどのくらい訊く空に瞬く星は春を呼んでる
冬は潔くは去れず
何度も振り向いている
そっと背中に触れたら
荒い息づかいを感じた
きっと苦しいのだろう
まるで囚われているようだ
空は見守っている
あふれんばかりの星を携え
春を呼び続けている
もう少しあと少しなのだ
氷点下の冷たい朝、暖房を点けてもすぐには暖まらない。
窓を開けてみたら満天の星空が見えていた。
ただそれだけのことである。果たして星が春を呼んでいるのだろうか。
星と春を結び付けるには少し無理があるように思えてならない。
所詮綺麗ごとなのだ。いつだって私は苦し紛れである。
その苦しさを愉しんでいるのではないかとふと思ったりした。
こういうのを何て言うのだっけ。SとかMとかどっちなんだろう。
完全禁煙6日目。自分なりの判断ではもう大丈夫だと思う。
今日もお客さんの車を清掃していて灰皿に嫌悪感を感じた。
臭くてたまらないのだ。吸殻など見たくもないと思った。
つい先日までシケモクを漁っていたのが嘘のようである。
同僚は信じられない様子で「いつまで続くやら」と笑っていたが
私はもう3ヶ月だって3年だって続けられる自信が出来ている。
この先どれほどの誘惑があろうと決して煙草を吸うつもりはない。
こうして未だに禁煙日記を記していることにも抵抗が出て来た。
禁煙を決意してからもうすぐひと月になろうとしている。
まだかまだかとどれほどの方達に心配を掛けたことだろう。
見守ってくれ応援してくれ本当に感謝しきれない程である。
少しずつ以前のような日常に戻りたい気持ちはあるけれど
年頃になった孫達のこと。家族のプライバシーに関すること。
どうやら書きたいように書くわけにはいかないようだった。
ゆらりゆらりと私は何処に向かうのか分からないけれど
命ある限りと思う気持ちは変わることはないだろう。
|