ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2023年02月14日(火) 子豚のトン勝つ

空っぽになっている

見つけようとせずに

その隙間に触れると

息ばかりの心になった



そんなに大したことじゃない

いったい何を求めているのか



ささやかなことのために

無心になろうとしている

祈れば救われるだろうか



私の空白に相応しい色は

誰にも見えない息の色だ


漂っている彷徨っている





今朝は短歌が書けなかった。

ああ駄目だなと諦めかけながら詩のようなものを書く。

支離滅裂ではないかもしれないけれど理解し難いモノとなる。

ようは空っぽなのだ。中身がない。それなのに必死になって

息で埋めようともがいているとしか思えない。


いつも読んで下さっている方から「待っている人達もいますよ」と

コメントを頂いたが返信することが出来なかった。

その方は多分書けなくて苦しんでいる私のことが分かったのだろう。

励ましてくれたのだと思う。なんと有難いことではないか。





完全禁煙から4日目。なんとも不思議なことがあった。

昨日は必死の思いで我慢していたのだけれど今日は全く違っていた。

3日耐えたら禁断症状が消えると聞いていたが本当にその通りとなる。

苛々感も無くなり気分はとても落ち着き集中力も出て来る。

吸いたいという気持ちはもう完全に消え失せてしまっていた。

なんだか生まれ変わったような気分であった。

苦しかったことが嘘のように思えてやっと救われたのだと思う。


禁煙パイポを捨ててしまった。とにかく何も吸ってはならないのだ。

「こんなもん、こんなもん」と声を出して投げ捨てたのだ。

そもそも禁煙パイポは「禁煙」のために吸うものではない。

煙草を吸いたくてたまらないのに吸えない時に使用するものだ。

本気で禁煙を考えているのならこれほど危険なモノはないだろう。

私の場合それに気づくのが遅かったが今夜はもう大丈夫だ。

書けないかもしれないと不安だったが今確かにこれを記している。


もう子豚が登場することはないかもしれないけれど

このひと月近く子豚として生きて来られて良かったと思っている。


いつかは精肉になる運命だが「トンカツ」になれれば幸せである。


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